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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年04月19日

GHK G5 GBBライフルのインプレッション

ご覧頂きありがとうございます。
今回は久々の新作、GHK G5 GBBライフルのご紹介です。
前評判も良かった様で海外でも注目度が高いようですね。

では早速全体写真のほうをご覧ください。


このG5はハイキャパやVSRなどのように架空銃でGHKのオリジナルの銃です。
参考にするデザインは有ったようで、外観はチェコCeska zbrojovka製のCZ Scorpion Evo 3 A1をまねてデザインしたようです。
G5の名前はどこから持ってきたのでしょうね?GHKの初代クリンコフ、PDW、新型AKシリーズ、GBBボックスに続いて5作品目だからですかね?

ご覧のとおりKAC PDWのような近接戦闘をメインとしながら5.56弾を使用できるPDWをイメージしてGHKはまた使い勝手の良い銃を誕生させました。
サイトレール、三面レール、フォールディングテレスコストック、アンビセレクター&マグキャッチなど装備は充実しております。

また今回の最大の特徴としまして、銃全体のほぼすべてがポリマー樹脂で構成されております。
しかも安価な中国製エアガンのような廃プラ素材ではなく、有名なDuPont(デュポン)製ポリマーをチョイスしたそうです。
詳しい素材名までは伺えませんでしたが、高耐久、耐衝撃性、低劣化、対薬品性、柔軟性、無毒性に優れた優秀な素材とのことです。
メーカー素材を使用してくるとは信頼性がグンと上がった気がしますね。

触った印象では剛性感もしっかりしていて柔軟性もあり、土の上で落としたぐらいではびくともしないでしょうね。
そして何より軽いです!銃本体の重量が1980gと最軽量のGBBライフルではないでしょうか?
ゲーマーにとって最大のメリットといえるかと思います。


ではフロントセクションから細部の説明に移りたいと思います。

ここには外観上、珍しい金属部品があります。
バードゲージのようなハイダー、折りたたみ可能なフロントサイト、アウターバレル
これらはアルミ製です。
レール部はすべてポリマーになっています。
ハンドガード部分は薄く細めになっており握りやすく、コッキングハンドルがサムレストにちょうどいいような位置にあります。
またマガジンハウジングの前面もノンスリップモールディングになっていてマガジンと組み合わせると手を添えるには良いようになっています。


ボルトストップレバーは無く、チャージングハンドルのみでのホールドオープン解除になります。
エアガン的には一手間な気もしますが、実銃では装弾の確実性、操作手順の統一化、不良弾の廃莢の必要性などからこちらのほうが好まれることも多いです。ローエンフォースではなおさらでしょうね。

コッキングハンドルは左右入れ替えが出来るようです。
ですがフロント部の分解が必要になります。

またMP5のようにコッキングハンドルをチャージングレディの状態に出来、MP5のようなリロードアクションが出来ます。
コッキングハンドルはポリマーですが剛性が高いことと、ぶつかる1cmぐらい前でリコイルスプリングのテンションからは開放されるので簡単に壊れるようなことは無いかと思います。

ちなみにフロントサイトが起きた状態だと、手を引っ掛けやすいです。
私は引っ掛けました、、、、



続いてフレーム部になります。


PDWのようなAR15系のロアにハンドガード一体のアッパーフレームです。
大きくG5と刻印されており、GHKのメーカー名とシリアルナンバーが下に記載されております。
フレーム側面には注意書きとして「使用前にマニュアルを読んでください」と書いております。
非常にシンプルかつ実践的で好感が持てます。

構成パーツとしましてはアンビセイフティーとアンビマグキャッチです。
これらがアルミのようです。
おそらく専用部品なので社外のものはつけられないかと思いますが、必要十分な性能です。

グリップは薄めのシンプルなAR15系グリップで誰もが違和感なく握れると思います。
まだ試しておりませんがGBB用グリップなら交換は可能かと思います。
トリガーガードがKAC系の形をしてますね。

廃莢ポート後ろの突起はストックの折りたたみ時の固定部です。
ケースデフレクターの意味も有るのでしょうね。


続いてストック部分です。


折りたたみ可能な伸縮ストックです。
ストック基部のボタンが折りたたみ固定用で、バットの前側のレバーが伸縮用のレバーになります。
4段階伸縮ストックの前後ガタは全く無いのでダイレクトにリコイル感が伝わります!
小物入れなど余計なものが無く、PDW同様に瞬間オペレーション専用といった感じが良いですね。





またM4ストックアダプターも付属しております。
AEG用が取り付け可能でお好みのストックも取り付け可能です。
ご想像のとおり、交換後は折りたたみロックは無理でしょうね。
これは後ほど記載しますがカービン化するフロントキットがオプションで出るようで、カービン化するにあたりストックも変更すると良いかもしれません。



続いて内部の写真になります。


説明不要のテイクダウン方式ですね。


ボルトキャリア部です。
RATECH製KAC PDW スチールボルトが使えるように、PDWと共通パーツのようです。
ノズルも同一部品でした。




写真を見てお気付きの方もいるかと思いますが、PDWとほとんどが共通パーツのようです。
ボルトストップレバーのみが変更されております。
組み換えテストはしておりませんので完璧に共通かはわかりません。

トリガーフィーリングなどはPDWをほぼ同じ感じです。
PDWの使いまわしな感じですが、トラブルの少ない優秀がトリガーメカでしたので個人的には歓迎する部分ではあります。





HOP部分になります。
PDWやAK同様にAEGバレル&パッキンでしょうね。
もちろん可変HOPになっております。
HOPパッキンは最近GHKで採用している灰色のオリジナルパッキンです。
エアタイト性能、アンチフローズン性能、形状保持性能に優れた優秀なGBB専用パッキンです。



HOP調整はダイヤル式になっております。
ただ手で調整できる部分にありません。
マイナスドライバーのようなもので調整する必要があるようです。




最後にマガジンになります。

外観はMAGPULマガジンに酷似しています。


パーツリストを見る分には内部も新型化されているようなので、ガス漏れ対策をしてきているのでしょう。
AKマガジンのような漏れやすさはないかと思います。


私物のいくつかでマガジン比較をしてみました。


左から
WA製HD、PROWIN製Ver2、GHK製M4、GHK製G5になります。
全長の長さの違いから高さ関係の違いはわからないかと思いますが、
GHKの2本はマガジン上部分のマガジンシェルの立ち上がりが無いのがわかりますでしょうか?

GHK製マガジンはともに無加工でそのまま使用できます。
WA製はマガジンの微調整が必要のようですが使用できます。
PROWIN製はマガジンシェルを加工しないと挿すことすら出来ないようでしたが、調整後は快調な作動が確認できました。

お手持ちのM4系マガジンを無駄なく使うことは可能ですのでメインウエポンの入れ替えなどにはお安く済むかと思います。


おまけとして、、、
上記にも少し書きましたがマニュアルを見るとカービン化するオプションが出るようです。


ロングバレル化も可能になりますので、お好みの戦闘スタイルで楽しむことも出来るかと思います。


あと、小さなことですがパッケージが変わりました。
発砲スチロール入れの横空きパッケージです。
部品の転がりなど本体のダメージも少なく輸送できそうです。
箱も小さく送料が少なく済みそうですね。




総評としてオリジナルの外装にPDWの中身を入れただけとお思いかもしれませんが、動作、集弾性、リコイル感すべてにおいてグレードアップを感じました。
そして何よりポリマーフレームながらGHK特有のはじける破裂音で強烈なリコイルには病み付きになるかと思います!
KAC PDWを踏まえ、さらにCQBウエポンとして研ぎ澄まされた集大成がG5というオリジナルライフルの誕生というGHKの答えかなと感じさせていただきました。
KAC PDWファンの方にはもちろんお勧めですが、フロントやストックなどモジュラーライフルとしていろいろな可能性を持った一丁だと
すべての方にお勧めできると思います!

架空銃と侮る無かれ、当方的にこのG5の発売は、完成度の高いエアガンであるマルイのハイキャパの発売を思い出しました。
私のメインウエポンはこのG5に移行しようと思います。^^
ぜひ皆様にもお手にしていただきたいと思います。

MCでした。

  
タグ :GHKG5GBBPDWKAC


Posted by MAC  at 23:23Comments(1)