2011年09月19日
WE製 AK74UNのファーストインプレッション
ご無沙汰しております。
今回もご覧いただきありがとうございます。
ついにWE社からのGBB AKシリーズがリリースされましたのでご紹介いたしたいと思います。
では写真をご覧ください。



今回最初にモデルアップされたモデルはAK74UNになります。
74系とは戦闘の近代化が進む頃に、47系よりも高精度と扱いやすさを求め使用弾を小口径化をされたアサルトライフルです。
このモデルはショート化されているモデルなのでアサルトカービンに分類されそうですね。
WEはAK74UNと名うっております。
詳しいことはあまり知らないのですがAKS74UNが正確な名前か?と思います。
ご存知クリンコフの派生モデルでレシーバーサイドにナイトビジョンを搭載可能にするサイトレールがあるのが特徴です。
ショートバレル化されるのに伴いブローバックの使われるガス圧の低下を防ぐための大きなマズルサプレッサーも特徴の一つです。
もちろん使用弾の変更に伴いマガジンもスチールプレスではなく、樹脂マガジンを再現されています。
今回WEがリリースしたこのAKは更にPMC仕様としてカスタムパーツを標準装備したAKのようですね。
AKシリーズの中では万能といえるこのモデルを、更にカスタムバージョンとしてモデルアップするとはWEのAK第一弾としては素晴らしいモデル化かと思います。
では細部をご紹介いたします。
まずはフィールドストリッピングです。

もちろん実銃に忠実に再現された分解手順です。
金属部はほとんどがスチール製ですが、フロントサイトがアルミでサイドレールが亜鉛のようです。
スチールプレスで整形されており、剛性感や重量感もしっかりしたレシーバーになっております。
フォアエンド、グリップ、ストックなど全てガタもなく、しっかりとしたつくりです。
ボルトキャリアーなど各部が実銃形状です。
ちなみに組み立て時はトップカバーを締め、最後にボルトキャリアーを下げるとロックが掛かりやすいです。
ちなみにフォアエンドはアーセナルUSAタイプの樹脂グリップを再現されております。
KREBSタイプのマグウェルも標準装備されております。
ではパーツのご紹介です。

ボルトキャリアーは亜鉛製でピストン部はアルミ製です。
重量は286gとかなり重いキャリアーです。
ガスシリンダー部は今までにないほどの大口径シリンダーですが、ノズルストロークが40mm程度しかありません。
続いてリコイルスプリングです。

白矢印の突起部分がリコイルバッファーです。
固めのバネとプランジャーのみのバッファーで、突起が引っ込みます。
この数ミリしか無いバッファーにした理由は限界までブローバックストロークを稼ぐためかと思います。
ボルトキャリアーがここまで下がることがお分かりいただけるかと思います。

今回の最大の目玉といえる特徴ですがWE製AK GBBはキャリアーがフルストローク致します。
今まで電動ガンも含め実銃同様にフルストロークするAKは存在しなかったのですが、ついにWEが再現してくれました。
数値にして約120mmのストロークです。
GBB史上でもこれほどのストローク量は過去無かったのではないでしょうか?
フルストローク可能の上にセレクターがBJBタイプのセレクターにカスタムされておりますので、写真のようにチャージングレディホジションも可能です。
グリップから手を離さず、人差し指のみで操作可能の優れたセレクターです。
続いてマズル部です。

大型のマズルサプレッサーとアタッチメントをはずすと逆ねじ14mmになっておりますので、さまざまなアタッチメントが取り付け可能になっております。
ちなみにこの部分はフロントサイトと一体になっておりアルミ製です。
これより後ろのアウターバレルはスチール製になっております。
過去にあった中国製AKのようなフロントポストのがたつきはありません。
HOP部の写真です。

今回はツールレスの調整方法になっております。
ダイヤル部を左右になじって調整します。
いつものHOP方式なので精度は期待できるのではないでしょうか。
続いてトリガーグループの写真です。

過去に各社が出してきたAK GBB同様に実銃形状を再現したシステムになっております。
材質は亜鉛製です。
今までにあるWE製GBBとの互換パーツはありません。
続いてエンプティーストップの説明です。

赤丸のL型のパーツがお分かりいただけますでしょうか?
これがエンプティーストップのレバーになります。
最終弾を撃ちきるとマガジンについているエンプティーレバーがこれを押し上げます。
それと同時にバルブノッカーを上に押し上げ、最後のハンマーダウンのノッカーがバルブを上によけて落ちます。
この一連の動作により実銃同様に最終弾を撃ちきると、ハンマーダウンをして動作が終了します。
ですのでマグチェンジ後はもちろん次弾の装填とコッキングのためにキャリアーを引く必要があります。
今までに無いより忠実な機構かと思います。
続いてマガジンです。

74系に使用されている5.45mmマガジンです。
樹脂マガジンですがG39同様にねじ1本でタンクの取り出しが可能です。
マガジン上部にある突起がエンプティーストップのON/OFFのスイッチです。
吐出バルブ横にあるエンプティーストップレバーを制御します。
重量は475gとM4系より重くできております。
動作に関してですが、正直フロンガスでは動作は重くサイクルも遅くなっております。
やはり今回の重量のあるキャリアーを120mm動かすにはもう少し高出力のソースが必要かもしれません。
40mmのノズルストロークですのでガスカットのタイミングは早く、燃費や冷えは考慮しているようなのですがフロンでの慣性の力不足は否めないようです。
ストローク量の制限で動作の改善は可能だとは思います。
74系はAKの中でもサイクルの早いほうなので改善したいところではあるかと思います。
しかしフルストロークの動作は圧倒的な迫力があります。
夏場やおそらくこれから出るであろうCO2マガジンの動作なら今までに無い強烈なブローバックを体感できるかと思います。
ちなみに134AではNPASを入れなくても規制値は超えない程度の初速になっています。
いかがでしたでしょうか?
WE社がやっとリリースしたAKはとても完成度は高く、今まで各社が実現できていなかったところに着眼してよりリアルな物を出してきたと思います!
外観上の完成度もとても高いのですが、やはりこだわりのAKファンにはGHKのほうが若干上に見えるかと思います。
しかしフルストロークの近代戦闘を考慮したGBB AK!
これだけで手にする理由は十分では無いでしょうか?
これからのAKラインナップに期待ができそうです!
MCでした。
今回もご覧いただきありがとうございます。
ついにWE社からのGBB AKシリーズがリリースされましたのでご紹介いたしたいと思います。
では写真をご覧ください。



今回最初にモデルアップされたモデルはAK74UNになります。
74系とは戦闘の近代化が進む頃に、47系よりも高精度と扱いやすさを求め使用弾を小口径化をされたアサルトライフルです。
このモデルはショート化されているモデルなのでアサルトカービンに分類されそうですね。
WEはAK74UNと名うっております。
詳しいことはあまり知らないのですがAKS74UNが正確な名前か?と思います。
ご存知クリンコフの派生モデルでレシーバーサイドにナイトビジョンを搭載可能にするサイトレールがあるのが特徴です。
ショートバレル化されるのに伴いブローバックの使われるガス圧の低下を防ぐための大きなマズルサプレッサーも特徴の一つです。
もちろん使用弾の変更に伴いマガジンもスチールプレスではなく、樹脂マガジンを再現されています。
今回WEがリリースしたこのAKは更にPMC仕様としてカスタムパーツを標準装備したAKのようですね。
AKシリーズの中では万能といえるこのモデルを、更にカスタムバージョンとしてモデルアップするとはWEのAK第一弾としては素晴らしいモデル化かと思います。
では細部をご紹介いたします。
まずはフィールドストリッピングです。

もちろん実銃に忠実に再現された分解手順です。
金属部はほとんどがスチール製ですが、フロントサイトがアルミでサイドレールが亜鉛のようです。
スチールプレスで整形されており、剛性感や重量感もしっかりしたレシーバーになっております。
フォアエンド、グリップ、ストックなど全てガタもなく、しっかりとしたつくりです。
ボルトキャリアーなど各部が実銃形状です。
ちなみに組み立て時はトップカバーを締め、最後にボルトキャリアーを下げるとロックが掛かりやすいです。
ちなみにフォアエンドはアーセナルUSAタイプの樹脂グリップを再現されております。
KREBSタイプのマグウェルも標準装備されております。
ではパーツのご紹介です。

ボルトキャリアーは亜鉛製でピストン部はアルミ製です。
重量は286gとかなり重いキャリアーです。
ガスシリンダー部は今までにないほどの大口径シリンダーですが、ノズルストロークが40mm程度しかありません。
続いてリコイルスプリングです。

白矢印の突起部分がリコイルバッファーです。
固めのバネとプランジャーのみのバッファーで、突起が引っ込みます。
この数ミリしか無いバッファーにした理由は限界までブローバックストロークを稼ぐためかと思います。
ボルトキャリアーがここまで下がることがお分かりいただけるかと思います。

今回の最大の目玉といえる特徴ですがWE製AK GBBはキャリアーがフルストローク致します。
今まで電動ガンも含め実銃同様にフルストロークするAKは存在しなかったのですが、ついにWEが再現してくれました。
数値にして約120mmのストロークです。
GBB史上でもこれほどのストローク量は過去無かったのではないでしょうか?
フルストローク可能の上にセレクターがBJBタイプのセレクターにカスタムされておりますので、写真のようにチャージングレディホジションも可能です。
グリップから手を離さず、人差し指のみで操作可能の優れたセレクターです。
続いてマズル部です。

大型のマズルサプレッサーとアタッチメントをはずすと逆ねじ14mmになっておりますので、さまざまなアタッチメントが取り付け可能になっております。
ちなみにこの部分はフロントサイトと一体になっておりアルミ製です。
これより後ろのアウターバレルはスチール製になっております。
過去にあった中国製AKのようなフロントポストのがたつきはありません。
HOP部の写真です。

今回はツールレスの調整方法になっております。
ダイヤル部を左右になじって調整します。
いつものHOP方式なので精度は期待できるのではないでしょうか。
続いてトリガーグループの写真です。

過去に各社が出してきたAK GBB同様に実銃形状を再現したシステムになっております。
材質は亜鉛製です。
今までにあるWE製GBBとの互換パーツはありません。
続いてエンプティーストップの説明です。

赤丸のL型のパーツがお分かりいただけますでしょうか?
これがエンプティーストップのレバーになります。
最終弾を撃ちきるとマガジンについているエンプティーレバーがこれを押し上げます。
それと同時にバルブノッカーを上に押し上げ、最後のハンマーダウンのノッカーがバルブを上によけて落ちます。
この一連の動作により実銃同様に最終弾を撃ちきると、ハンマーダウンをして動作が終了します。
ですのでマグチェンジ後はもちろん次弾の装填とコッキングのためにキャリアーを引く必要があります。
今までに無いより忠実な機構かと思います。
続いてマガジンです。

74系に使用されている5.45mmマガジンです。
樹脂マガジンですがG39同様にねじ1本でタンクの取り出しが可能です。
マガジン上部にある突起がエンプティーストップのON/OFFのスイッチです。
吐出バルブ横にあるエンプティーストップレバーを制御します。
重量は475gとM4系より重くできております。
動作に関してですが、正直フロンガスでは動作は重くサイクルも遅くなっております。
やはり今回の重量のあるキャリアーを120mm動かすにはもう少し高出力のソースが必要かもしれません。
40mmのノズルストロークですのでガスカットのタイミングは早く、燃費や冷えは考慮しているようなのですがフロンでの慣性の力不足は否めないようです。
ストローク量の制限で動作の改善は可能だとは思います。
74系はAKの中でもサイクルの早いほうなので改善したいところではあるかと思います。
しかしフルストロークの動作は圧倒的な迫力があります。
夏場やおそらくこれから出るであろうCO2マガジンの動作なら今までに無い強烈なブローバックを体感できるかと思います。
ちなみに134AではNPASを入れなくても規制値は超えない程度の初速になっています。
いかがでしたでしょうか?
WE社がやっとリリースしたAKはとても完成度は高く、今まで各社が実現できていなかったところに着眼してよりリアルな物を出してきたと思います!
外観上の完成度もとても高いのですが、やはりこだわりのAKファンにはGHKのほうが若干上に見えるかと思います。
しかしフルストロークの近代戦闘を考慮したGBB AK!
これだけで手にする理由は十分では無いでしょうか?
これからのAKラインナップに期待ができそうです!
MCでした。