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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年06月30日

DBpower製ネットワークカメラ屋外用 C300E&C302E

監視カメラシリーズ第2弾です。
といってもこれで終わりかと思いますが。

こちらもDBpowerさんご提供による商品レビューになります。
今回は屋外用の2機種をご紹介します。

DBPOWER ワイヤレスカメラC300E
https://goo.gl/cpRbT5


こちらの製品も先に紹介したDBPOWER FI368と同じネットワークカメラで機能性能もほとんど同じ製品になります。
電源さえあればどこにでも設置でき、PCやスマホからWIFIやP2Pで操作や監視が遠隔で出来る防犯カメラです。

最大720pで100万画素のカメラになります。
画質はDBPOWER FI368と同程度です。
最近のカメラ性能を考えるとクリアで鮮明とはいえませんが証拠映像として残す分には十分な画質だと思います。


屋内用カメラとの違いは屋外用に防塵防水性能があります。
IP66規格のようで防塵性能は6段階中6で最高性能、防水性能は8段階中6で水没以外はOKといった
防犯カメラ性能としては優秀な性能のようです。



アジャストつきの固定ブラケットです。
カメラ角度が自由に調整可能なので壁、天井、床どこにでも固定可能です。
アンテナも好きな角度に調整できます。

ボディ、ブラケットなど外装パーツはすべて金属製になっております。
屋外用なのでねじ部はステンレスになっているようです。





レンズ部です。
周囲に36灯のIRLedが装備されていて暗視撮影も可能です。
レンズ下にある動体&明るさセンサーで映像に動きのあるときのみの録画も可能です。
もちろん明るさセンサーで暗視モードへの切り替えもオートです。

レンズはIRカットフィルターも搭載されているようで日中と夜間に適した撮影が可能になっています。




接続端子は右からリセットボタン、LANコネクター、DC電源になっています。
WIFI設定する際に一度LANケーブルを繋ぐことになります。
その後ははずして無線での動作も可能です。
もちろん有線での設置も可能です。

microSDスロットが本体内部にあり、8Gが付属しています。
一度分解すれば32GまでのSDカードに差し替えることも出来ます。
最高画質だとおおよそ2日分程度内臓ストレージに保管可能です。
もっと記録保持をしたい方はNASネットワークストレージを利用するのがいいと思います。

遠隔のパンチルト機能はありません。
画角はDBPOWER FI368と同じ程度になっています。
玄関前や駐車場などに設置して定点撮影する防犯カメラになります。
屋外だと広い範囲をカバーしたい方は複数台設置が必要になるかもしれません。





その辺を改良したものが新型のC302Eになります。




すでに設置した画像になります。
ボディーが黒になり一回りだけ大きくなって、設置の存在感があります。
見てのとおりIRLedがハイパワー方になりC300Eで10mの暗視撮影でしたが、C302Eでは15mまでを可能にしています。

カメラスペックもUPしており1080Pの、200万画素のカメラになっております。
しかも画角がぐんと広がり同じ位置設置のとき2倍近い撮影範囲をカバーすることが出来ます。

画質も格段にクリアになり、一ランク上のカメラ性能なのですが8Gの内臓ストレージでは3時間で満タンになってしまいます。
NASを使うのが必須になるほどのデータ量になります。


しかしながら両機種ともに動体感知時のみの撮影や時間帯によるスケジュール撮影機能がありますので常時録画よりデーター量は抑えることは可能です。

英語表記のマニュアルとアプリでの操作になってしまいますので、使いこなすには少しだけ知識が必要になるかもしれません。
DBpowerさんは後から日本語マニュアルをメールにて添付してくれます。
特に必要な設定はWIFI設定ぐらいなのでほとんどの人は大丈夫かと思います。




金額的にもお手軽に高性能防犯カメラを設置できますのでお勧めできます。
私が設置する数日前にお向かいさんが車上荒らしにあったらしいので残念でした。
被害防止か証拠提出が出来たかもしれないのに…


いろいろな方が見てくれているのか、最近なぜだか商品レビューの依頼が来るようになったMCでした。

  


Posted by MAC  at 15:30Comments(0)製品紹介

2016年06月13日

DBpower製 FI368 ネットワークカメラ

ごらん頂きありがとうございます。
今回はエアガン以外の製品レビューとなります。
興味がある方はお付き合いいただければ幸いです。

実は家の前に犬の糞がいつも捨てられていくので監視カメラを設置しようかと検討しておりました。
いろいろ調べているうちに、ひょんなことからDBpowerさんから製品提供をいただくことになりまして今回のレビューとなりました。
DBpowerさんありがとうございます。

いくつかの製品をご提供いただいたのですがまずは屋内用のカメラをご紹介いたします。
今回ご紹介するのはDBPOWER FI368 ネットワークカメラになります。





こちらの製品はいわゆるネットワークカメラです。
有線や無線WIFI接続することによりいつでもどこでもカメラにアクセスでき、映像の確認や設定などをすることができます。
よく使われる用途としましては介護の現場、留守中のペットなどの監視、ベビーモニター、屋内用防犯監視などです。
この製品は雨のかからない屋内で電源がある場所ならどこにでも設置できます。

内容物は本体、固定用マウント、ACアダプター、LANケーブル、ビス、マニュアルになります。
ちなみにマニュアルは日本語はありません。
(DBpowerさんのHPから日本語マニュアルをダウンロードできます。http://www.dbpower.co.uk/downloads/

しかしながら取り付け設定があまりにも簡単で必要ありません。
1、ACアダプターとLANケーブルをつなぐ。
2、スマホかPCに「MIPC」というアプリをインストールする。
3、MIPCにサインインしLANにつないだカメラを選択&QRコードで認証。
4、アプリの設定からWIFIのパスワードを入力。

これだけで準備は終わりですべての機能が使えるようになります。
アプリはすべて日本語になっております。



続いて背面部です。

DCコネクター、LANコネクター、MicroSDスロット、WIFIアンテナ、FNボタンが配置されております。
SDカードは32Gまで対応しており本体に直接記録することも可能です。
スマホやPC、またはネットワークストレージに記録することもできます。
動画はもちろんスクリーンショットの記録も可能です。

カメラ性能は最大720pの100万画素と最近のカメラ的には控えめかと思われますが、十分に鮮明な画像です。
むしろファイルサイズを大きくしすぎないので長期間データを保管したい方は画質とデータ量のバランスのいいところだと思います。



マウント部です。
基本的には置くだけ設置なのですが、固定設置も可能です。
床壁はもちろん、上下反転機能もありますので天井に固定することもできます。

またインジケーターランプが製品真上からしか見えずらく、室内に置いても監視の威圧感が少ないのも気が利いてると思いました。


カメラ部です。

画角のスペックがわかりませんがお世辞にも広くは無いです。
ですがこのカメラはモータームービングで遠隔のパン、チルト操作が可能です。
スマホではスワイプすることで自由に操作できます。
ピンチすることでデジタルズームも可能です。
左右で350度、上下で100度稼動域があり、死角は無いといっていいでしょう。

側面スリットはスピーカーでレンズ下側のスリットはマイクです。
相互音声通話が可能でベビーモニターや防犯の警告に対応しています。
音声を聞くだけということも可能です。
ネットワーク環境により遅延の大小はあります。

レンズ上の黒いLEDみたいのは動体センサーです。
動くものを感知して撮影開始やスマホにメールによる通知機能が可能です。
閉店後のお店やオフィス、留守中の自宅を監視するには良い機能です。
そのほかにも曜日時間指定のスケジュール録画機能もありますのでファイル容量を抑えることもできます。

レンズ周囲のLEDはIRLEDで暗視機能になっております。
10m範囲で照射できまったく光源のない暗闇でも撮影可能です。
もちろんIRなので睡眠中の赤ちゃんにも影響なく監視することができます。
周囲の明るさで自動で暗視モードに切り替わるので操作は必要ありません。

自宅空き部屋で撮影してみました。
スクリーンショットですが画角と暗視機能を参考にしてください。


照明あり
照明無し
 

暗闇でも十分に鮮明な画像を記録できます。
窓際に置けば外の防犯も可能でしょう。

価格の手ごろさもあり利用を考えている方も増えてきているようです。
しかしIPカメラは海外製が多くマニュアルも難しく買ってもお蔵入りしてしまう方が多いようです。
防犯カメラに興味はあるけど自分で設置に自信が無い方はこの製品ぜひお勧めです。
またDBpowerさんは対応も早くアフターもしっかりしているのでその点も安心できると思います。

レインボーシックスシージの影響で防犯カメラに興味津々なMCでした!
  


Posted by MAC  at 22:40Comments(0)製品紹介

2016年05月31日

GHK AUG A2 GBBのイップレッション

お久しぶりでございます。
すこし遅れましたがGHKの新作GBBライフルのAUG A2のご紹介です。
発表されていたとおり期待どうりのすばらしい製品がリリースされましたのでご覧ください。



実銃はオーストリアのSteyr Mannlicher社製の軍用銃になります。
オーストラリアでも使われているせいか良くオーストラリア製といい間違えられることもあるようです。
1978年ごろに製造採用され、当時としては軍用の汎用ライフルとしてはいろいろな試みがなされた革新的な銃のようです。


銃全体がプラスチック製で軽量かつブルパップの総合性能の高いライフルで、かつ最大の特徴として
世界的にも先駆けたモジュラーライフルとしての有名なライフルになります。

バレル、レシーバー、フレーム、ボルト、トリガーパックなどこれらがすべてモジュラー化されており入れ替えることにより
9mm短機関銃から7.62mm分隊支援火器、はたまたマークスマンライフルまでいろんな運用を可能にした未来的な銃です。

もちろん修理も楽に行え軍用としては欠点が見当たらないような名銃です。

では各部の説明に行きます。


バレル部です。
アルミ製ハイダーとアウターバレルになります。
逆ねじ14mmが切られております。

レギュレーターガスプラグも別パーツでリアルに再現されております。
当時は珍しいフォールディンググリップも標準装備です。
AUGはバレルグリップと言うそうです。


もちろん実銃同様にモジュラー化されていますので簡単に分解可能です。
HOP調整はこのように分解して調整します。
チャージングレバーを引いた状態でフレーム先端のロックレバーを解除して引き抜きます。


GHK製ですのでAEGバレル&HOPパッキンです。
HOPはダイヤル式の調整になっております。


操作系はチャージングハンドルとこの部分のみで完結しております。
トリガー、セイフティー&ファイアーコントロール、マグリリースレバーこれですべてです。

セイフティは非常に硬いです。
ですがあまり操作することが無いです。
一応セイフティ、中間でセミ、押し込んでフルオートとなっています。P90やMP5同様にトリガーの引きしろが変わるだけです。
セミからフルのトリガーポジションははっきりしていてセミのトリガープルは軽いのですが、フルはその先の固い部分を引き込まないと
フルオートになりません。
セレクターで操作するよりトリガーコントロールで打ち分ける感じですね。

ボルトリリースはチャージングハンドルのみで行います。
A3になってからはボルトリリースボタンが装備されたものもあるようですが、マグキャッチの上辺りにあるようで
チャージングハンドルで操作する人のほうが多いとか?

個体差もあるかもしれませんがマガジンキャッチもすごく硬いです。
自重では落下しませんでした。
キャッチレバーを押しながら抜くよりは、手でレバーを叩き押してから
マガジンをがっちりつかんで引き抜くほうが確実でスムーズかもしれません

このようにAUGはものすごく簡素に操作系が完結していると思います。




写真中央にあるボタンがハウジングロックと言われるレシーバーを固定しているものです。
コッキング状態でこのように奥に押し込むことでレシーバーを前に引き抜くことが出来ます。




レシーバーを引き抜くとボルトキャリアが抜けます。
写真も実物も見た目には実銃さながらのリアリティーです!




レシーバーになります。
A1,A2はレシーバーにフィクスドされたオプティカルスコープも特徴的ですね。
下のノブがエレベーション調整、横のノブがヴィンテージ調整になります。
上の突起が調整ノブに逆テンションをかけているスプリングハウジングです。

スコープ上にバックアップのアイアンサイトも装備されています。
ですがスプリングハウジングを避けるためか射手側から見て右にオフセットされています。
あくまでバックアップと言った感じですね。

チャージングハンドルはレバー部分のみレシーバー側についてきます。




スコープピクチャーです。
1.5X14の固定のオプティカルスコープです。
耐衝撃性に優れており、レシーバーに完全固定されて軽量かつ低倍率で視野角の広いオールマイティーなスコープです。

レティクルはこのようにサークルのみです。
このサークルの内側が300mで1.8mの大きさになるようです。
マンシルエットをサークルの中に入れてみておおよその距離を測るようです。

AUGにはほかにCクロスヘア、Cアウトサイドクロスヘアなどいくつかレティクルがあるようですが
特に特徴的なこのサークルのみを選択したのかと思います。

実際に覗くまで1.5倍ってなんの役に立つんだろ?と思っていましたが覗いてみて驚愕しました。
写真からもわかるようにやや黄色みがかって見えますがかなり見やすいです。
見やすい理由は距離や視野角に違和感が少ないからかと思います。
索敵では肉眼で見づらいディティールを確認でき、慣れてくると両目を開けてスコープを覗いたまま移動することも可能でインドア戦でも十分に性能を生かすことが出来るかと思います。
私は3倍のブースターを使うことがありましたが比べると1.5倍のほうが自分には合ってると感じました。

比較写真を撮りたかったのですがスコープ越しの写真が難しすぎて私にはできませんでした…




バットプレート部です。
硬質ゴムで出来ています。
そしてスリングスイベルピンがロックピンの兼用になっています。
もちろんスリングテンションで抜け落ちないようにロックがあります。
バットプレートのくぼみの部分の裏にロックレバーがありますのでくぼみ部分を強く押してスリングスイベルピンを抜きます。



ピンは左右入れ替えが可能です。






バットプレートをはずすとコッキング状態ならトリガーパックが引き抜けます。
多くのブルパップはトリガーASSYがユニット化しているものが多いせいか総じてこの部分をトリガーパックを呼ぶようです。
トリガーパックは全体がプラスチック製になっています。
実銃もバリエーションの違いはありますがプラスチック製です。

下の三角はストックした部分のふたです。
クリーニングキットを入れるスペースになってるとのことです。
一応リアルに再現してくれたのですね。


フィールドストリップした状態です。
工具なしでここまで分解可能です。
大変リアルですばらしい出来栄えですね!



トリガーパック部の写真です。
AUGは生産国やモデル、年式、アフターパーツなどによりさまざまな形状がありますが
GHKは実銃同様にリアルに再現してくれました。
素材はいつもどおり亜鉛で出来ているようです。
実銃ではハンマーやシアーまでもプラスチック製のものがあるようです。
ポンと入れ替えるだけなのでさまざまなバリエーションがあるのも納得ですね。

トリガーフィーリングはブルパップ特有のストレートストロークでスムーズな動きとはいえませんが
WE製P90とは比べ物にならない引きやすいトリガーフィーリングです。
上にも書きましたがトリガーが2ステージあります。
引き始めは軽めで遊びが少なく5mm程度引くとハンマーが落ちます。
ハンマースプリングはかなりテンション低めでドライファイアすると「…カチン…」と壊れてるのかな?と思うぐらい小さな音です。
そのせいかシアーの切れ位置は少し分かりづらいですが、ガク引きせずに狙ってセミを撃つことが可能です。

そこから急にトリガーの重い2ステージ目になります。
そこまで引くとセミオートシアをキャンセルしてフルオートになります。
これはトリガーパック一番後ろに2ステージ目をわざと重くするスプリングが入っていますので
それを取ることでフルを軽くすることは可能のようです。
このスプリングは実銃には無い部品のようなのでGHKは2ステージを明確化したかったのかもしれませんね。

総合的にはブルパップとは思えないぐらい使いやすいトリガーフィーリングだと思います。



ボルトキャリアーになります。
特殊なボルトキャリアーでロッドが2本一体化しています。
写真上のロッドがダミーですがガスチューブになります。
下側がリコイルスプリングが入っているチャージングロッドになります。
先端の一回り細いところがチャージングレバーの遊び部分です。

すべて一体化で重さは352gとびっくりするような重さになります。
AUGはモジュラーライフルなのでボルトキャリアーとバレルを交換することで使用する弾を変更することが出来ます。
そのため仕様弾に合ったガスチューブ、弾の反動のリコイルスプリング、チャージングストロークも一緒に交換されるように
このような特殊形状になっているようです。

動作はいつものダブルOリングで重いボルトもあり、かなりきつめのリコイルです。
最近のGBBライフルの中ではかなりハードリコイルです。
G5は乾いた「パン!」とした感じですが、AUGは複雑形状なボルトのせいか「ズチャ!」とした発砲音です。
ですがやはりサイクルは少しだけ遅めになっています。




最後にマガジンになります。
プラ外装ですが実銃のようにシースルーボディーにはなっていません。
装弾数は36発です。

重さはAUGは約430gです。G5が約600gなので割りと軽いマガジンですね。
注入口はバルブ下で刺さると見えなくなります。
空撃ちモードはありません。



いかがでしたでしょうか?
L85やP90などに続きブルパップ式のレパートリーが増えてファンの方はうれしいですね。
ブルパップは操作感の慣れは必要ですが、全長を抑えながらバレルを長く作れるメリットからGBBの作動には適した形状です。
ボルト位置がストックに近くダイレクトに反動を感じれます。しかも銃後ろ側の動作なので
銃口のリコイルコントロールも比較的有利と言われています。

今現在も軍で使われている有名なライフルですがエアガンファンの方は懐かしさを覚える一品ではないでしょうか?
私もマルゼン製ブラックステアーを所有していたことがあったので懐かしさと新製品としての小さな感動を覚えました。

総評としましてはゲーマーの方にはもちろんお勧めできる実射性能なのですが、どちらかと言うと鑑賞派にお勧めです!
用事も無いのについ分解、組み立てを繰り返したくなる不思議な魅力があります。

もちろん強いリコイルも楽しめますのでぜひコレクションにどうぞ!
   
タグ :GHKAUGGBB


Posted by MAC  at 20:20Comments(2)製品紹介

2015年11月12日

GHK RPK GBB AK限定品シリーズのインプレッション

いつもごらん頂きありがとうございます。
今回はGHKより発売された新作AKシリーズライフル RPK GBBになります。
ではご覧ください。




実銃はソ連製でAKMをベースとして分隊支援火器として設計された銃になります。
フォアエンド、バットストックを大型化し、もともと壊れづらいAKMをさらに連射に耐えうるようロングヘビーバレルに換装されています。
そして一番の特徴は大容量ドラムマガジンやロングマガジンを伏せ撃ちでも装着可能にするため
長く作られたバイポッドが装着されています。

それ以外はご覧のとおりほとんどAKMの流用で軽機関銃として使いやすいように外観を変更しただけになります。
それもベースのAKMが軽機関銃に転用できるほど優秀ということなのでしょう。
このPRK以前にPRDという軽機関銃もあったようですが独自規格の装填のしづらさからRPKに座を奪われたようです。
そのほかにもパーツ供給の点、兵士の取り扱いの熟練度の点、法律的な装備入れ替えの手続きのしやすさなど
AKMベースはメリットが多かったみたいです。

AK系はパーツ流用が可能なものが多いのでフォールディングストックのものやキャリングハンドルが装備されたもの
ナイトビジョン用レールが装備されたものなどさまざまなバリエーションもあるようです。


GHK RPKもAKMベースになっており、内部パーツやマガジンなどは共通パーツです。
動作や仕様は当方AKM記事と重複してしまいますのでそちらのほうをご参照ください。
ちなみにアウターバレルはスチール製になっております。

現在も東側では採用されている銃です。
西側M60、M249に負けない火力制圧をあなたのチームにも配備してください!

今回も限定生産300丁になっています。
売り切れ前にぜひご検討ください。
MCでした。

P.S
DG製GHK AK用スチールパーツセットが近日再入荷です。
今回当方よりGHK AKシリーズをお買い上げになった方から優先的に予約を行います。
ぜひこちらのほうもご検討ください。



  
タグ :GHKPRKGBB新作


Posted by MAC  at 12:34Comments(6)製品紹介

2015年10月25日

WE新作 T.A-2015(P90)のインプレッション

おひさしぶりです。
今回は久々に製品紹介をUPさせていただきます。

WEから新作のT.A-2015GBB(P90)になります。
どうぞご覧ください。


実銃はベルギーFN社製によるPDWとして開発された銃になります。
この銃自体は1980年代に生まれており現在もさまざまな国の軍や警察機関に使われています。
この銃も形の独創性からゲームやメディアでの登場も多く素人受けしやすそうなイメージがあります。
FN社はほかにもF2000やSCARなどインパクトの強い優れた銃を開発しており、優秀なアイデアマンとデザイナーがいることを感じさせます。

銃本体は小さく、女性にも似合いそうなカワイイ形状ながらその性能は凶悪なほど優れています。
使用弾は小口径の5.7x28mm弾で高初速で貫通力の高いアーマーピアッシング弾です。
また着弾後は抵抗を受けやすい形状で体内で暴れて止まるという優れた殺傷能力を持っているようです。
またこの手の小火器としては50発という装弾数の多さは目を見張る特徴ではないでしょうか?

WE T.A2015はGBBでは難しいといわれていたモデルを見事に再現した言えるできばえです。
重量は2400gと軽量なのですがコンパクトにぎゅっと詰まったボディのせいで持つとズシッと感じます。
マルイのP90よりやや重いかな?と感じました。
では各部の説明です。



P90レシーバー部になります。
こちらのモデルはP90TRを再現したと思います。
フロントレールが3箇所、ハイダーがアルミ製になります。
レシーバー自体はファイバー樹脂です、実銃は確かアルミ製だったかと記憶しています。
コッキングレバーはスチールプレスでできております。



続いてフレーム部です。
素材はいつものファイバー樹脂ですね。
赤い矢印がレシーバーのロックボタンで、押すとレシーバーを引き抜けます。
黄色矢印がセイフティー&ファイアーセレクターになります。

ちなみにHK MP5と同じようにセミとフルでトリガーの引きしろが変わります。
躊躇して引くと不安定動作になる可能性もあります。
セミもフルも引きしろ一杯しっかり引くことをお勧めいたします。

トリガータッチは全体的に重めで切れる瞬間まで同じ重さです。
精密射撃は苦手な銃になるかと思います。
プルバップ銃特有のトリガーリンクバーと複雑形状なシアーのせいなので仕方ありませんね。




レシーバーを引き抜いたフレームになります。
トリガーリンクバーが見えます。
この段階でハンマーコックをしていればボルトアッセンブリーが前に抜き出せます。



ボルトアッセンブリーです。
リコイルスプリング込みで220gと軽量なボルトになります。
スプリング後ろの突起がフレーム後部のバットプレートのロックです。
ボルトを抜き取ることでバットプレートをはずすことができるようになります。



ボルトストロークは60mm程度なのですが特殊チャンバー形状でノズルが長く設計されています。





P90にはもともとボルトストップ機能は無いのですが、T.A-2015残弾0でストップする機能で再現したようです。
マガジンのストップレバーがこのエンプティーストップレバーを押し上げボルトキャリアーを数ミリ手前で保持します。
するとハンマーが倒れなくなります。
解除はコッキングレバーを引くことで解除できます。
ですので撃ち切り後はマガジン交換、コッキング再装てん&解除という手順になります。


黄色矢印はWEでは初のギミックになります。
おそらく上から流れるBB弾を後ろに流さないための突起かと思います。
ノズルがあたると前に倒れます。






トリガー部の写真です。
ディスコネクターがコの字になっていて下をトリガーリンクバーが押して、上でハンマーの開放になっています。
この形状のせいかトリガーが重くなっています。
実銃もほぼ同一形状でリアルではありますが、テコ式などに改良してほしいところですね。


ではこれより話題にもなっていた上設置マガジンのGBBライフルにおけるガスマネージメントの説明をいたします。
まずはマガジンをご覧ください。





実銃同様にシースルーのプラスチックマガジンケースです。
重さは415gで装弾数は50発です。
空撃ち切り替えすることによりフォロアーの出具合が変わります。

またいつものGBBのようにリップが無いことが分りますでしょうか?
電動ガンのようにマガジンを指すと開放状態になるようですが、絶妙に1発ずつ給弾していますので
途中でマガジンをはずしても弾がこぼれるようなことはありませんでした。

ガスの注入バルブはご覧のとおりですが吐出バルブがありません。
実は吐出バルブは本体側にあります。



こちらの写真はボルトキャリアーをはずした状態のフレーム部です。
マガジンの吐出口から本体の注入口にガスが流れ込みます。
マルゼンのM870やM1100などのようにマガジンを挿した瞬間からガスが流れます
ですのでマガジンは勢い良く叩き込まないと、ガスがこぼれます。

そして本体内のガスタンクガスが溜まります



フレーム後ろからの写真です。
写真にはバルブロックと書きましたがバルブガードと呼んだほうがいいかもしれません。
マガジンを挿していないときはバルブを叩けなくしている物です。
本体ガスタンクは10~15発程度撃てるガスが溜まります。

このようにWEはいろいろなギミックで上配置マガジンの問題を解決し製品化にこぎつけました。
ですが新たな問題点も生まれています。

もう皆さんお気づきでしょうがマガジンを抜いてもバルブガードレバーを押しながら撃てばブローバックします。
チャンバーに弾が残っているときは注意が必要ですね。

またマガジンの冷えもそうですが、本体タンクの冷えも当然考えられるかと思います。
これからの冬時期はゲームでは使いづらいかもしれませんね。


動作に関しましては冷えを考慮してかシリンダー容量も少なめでストローク量も少なめですが、割としっかりしたブローバックでした。
実銃は高速少量火薬弾でリコイルがあまり無い銃なのでイメージよりはリコイルを感じました。

私は民間モデルのPS90ロングバレルを撃った事がありますが個人的に好きな銃のベスト3に入る銃です。
昔は素人っぽく思っていて嫌いな銃でした。
撃ってみてシンプルな操作で構えやすく狙いやすいということもあったのですが、実銃の射撃音が
ものすごくかっこいい銃です!(完全に個人的な趣味ですが)
甲高く短くはじける炸裂音が撃ち続けたくなりましたねー!!

自分の思い入れだけでお勧めするのもなんですが、ぜひコレクションに加えてみてください!
MCでした。
  


Posted by MAC  at 22:07Comments(0)製品紹介

2014年04月26日

新しいメーカーのご紹介です。台湾Strike Recon Union

ご無沙汰しておりました。
本日は新しいメーカーの製品の取り扱いを始めましたので、メーカーについてご紹介をさせて頂きます。

台湾のパーツメーカーでStrike Recon Union(SRU)といいます。
メーカーホームページはこちらです。
新しいと言いましても立ち上げは2012年ですでに多数の製品をリリースしております。
SRUは今までにない新しい概念をモチーフに立ち上げられた会社で、すでに製品にそれが良く表れております。

まずはそのデザインをご覧ください。


(私は基本的には自分で撮った写真しかブログに使わないようにしておりますが、メーカーのイメージを崩さないためにメーカー写真をそのまま転載いたしました。もちろん転載許可は頂いております。

ご覧の様に独創的なデザインですので賛否両論はあると思いますが、今までに無いスタイリッシュな
フォルムで機能的な部分も考慮された優れたデザインだと思います。
それといいますのもSRUは二人のプロデザイナーによって立ち上げられた会社だからなのです。
もともとはヨーロッパ圏で自動車やボート、バイクなどのデザインを手掛けていたお二人らしいです。
その後、自国である台湾に戻りそのノウハウやコンセプトを生かしながらISC社やG&G社などのトイガンのデザインもされていたようです。
そして自社ブランドとしてSRUの設立といたったわけであります。

SRUの基本概念、会社概要をすこしお話しさせて頂きましたのでご説明させて頂きます。
以下SRUより

SRUは現在の実在する銃器メーカーのデザインを再現する日本や台湾のエアガンメーカーに対し、我が社の独自デザインをエアソフトユーザー顧客に提供するために立ち上げました。
我々の独自デザインはICSとG&Gへの商品の実験提供により台湾のエアガン市場では受け入れられてきてはいるが、さらにここ台湾から我が社のデザイン力の限界を世界へ挑戦していこうと思っております。

最初の商品であるGLOCK18CのスライドキットそしてGLOCK17は、P-51ムスタングやF-117ナイトホーク・ステルス攻撃機などの伝説の軍用機を参考にグロック自身の哲学や設計を侵さない上質なデザインに仕上がったと思います。

SRU社のデザイナーは戦闘機にインスパイアしています。空を飛ぶことそれは長い間人間の夢でした。さらにそれは自由の証、戦闘機はアートとエンジニアリングの最終系のコンビネーションとSRU社は考えます。戦闘機のDNAを銃へデザインを通して融合させることによって、機械化された無機質なものを新しい物へと進化させてきます。戦闘機と銃の融合は芸術と技術の融合とSRU社は考えます。

さらに我が社のデザインは様々な銃にたいして行う予定です。SVDやGLOCK、MK23コンバーションキット、グロックのカービンキット、1911やM9がリリース目前であります。

SRUの事をエアガンユーザーたちのを知ってもらい、その口コミにより理解し展開されていくことが我が社にとって最良であると思っております。


このようなコメントを頂きました。
デザイナーらしい考えさせられるコメントですね。
他にも入荷してきた商品がありますので写真や動画の方をご覧ください。

XDM用カスタムスライドです。
ドラゴンのような前後に分かれたスライド形状で、オプティクスレイルとサイト形状が特徴的です。
光学サイトを乗せてもロープロファイルに設置でき、距離による偏差を少なくすることが出来ます。
アウターバレル、精密インナーバレル、HOPパッキンまでもセットになっております。
特にグレーはかっこいいですよ!


PX4用のカスタムスライドです。
SRUのデザインイメージを色濃く形状化されており、高級感ある仕上がりになっていますね。
加工精度を出しやすい真鍮精密アウターでカラーポイントにもなっています。
オプティクスファイバーをインサートできるサイトもポイントです。
コンシールドする一丁としてスタイリッシュに装備できるかと思います。


ユニバーサルコンシールドホルスターです。
SSやアンダーカバーやPMCなどに大人気の衣服の下で目立ちにくいホルスターです。
この黒赤とTANの2色展開です。
全てのGLOCKシリーズとXDMなど複数の銃に対応している点が素晴らしいです。
アルミ製ベルトループ付きですが、GコードとBHのアダプターにも対応しています。


製品紹介動画もありますので、ぜひご覧ください。
フィールドレンジバックは自動に三脚が出てくる使い勝手のいいバッグですよ!
内部の仕切りやMOLLEなどもしっかり装備されています。
上にあるGLOCK18用のスライドもODカラー展開があります。
黒派の私でしたが、さすがデザイナーこのODカラー最高にかっこいいです!



いかがでしたでしょうか?
実銃の世界にもカスタムパーツメーカーは色々ありますが、変な模様入れただけで
カスタムを謳っているところも多くあります。
SRUの素晴らしいところはアイデアとデザインだけではなく、デザイナーと制作サイドが一つというところだと思います。
デザイナーと制作サイドは相反する部分があります。
デザイナー「ここのデザインは譲れない」
製作サイド「どうしても生産工程上でデザインの変更が必要になる」
このような意見の食い違いが出てくるのが普通のようです。
知り合いのデザイナーさんの話ではミニチュアサンプルや試作品まで作れてデザイナーだ!
なんて話も聞きました。
機能、デザイン、製作コスト、クォリティ、耐久性すべてが一貫して手掛けられているので良い製品が出来ないわけがないと思います。

SRUはもともとロゴや広告デザイナーではなく、機能や使い勝手を重要視される工業デザイナーなので手にしていただくと製品がいかに機能美に溢れているかお分かりいただけるかと思います。
機能を追求した結果美しくなってしまったというやつですね。

実銃にないデザインだからなんて言わないで、偏見を持たず機能や美しさをご理解いただければと思います。
私個人はチャレンジャーな姿勢のメーカーは大好きですね。
むしろショットショーなどお通じて実銃の世界にフィードバックされていくのではないかな~なんて思います。
お取り扱いを開始いたしましたので、ぜひご覧いただければと思います。

MCでした。
  


Posted by MAC  at 17:00Comments(11)製品紹介

2012年09月11日

DG X MC製 GHK AKシリーズ用スチールパーツご案内

ご覧頂きありがとうございます。
今回ご紹介するのはGHK AK GBBライフル用スチールパーツキットのご紹介です。

GHK AKが発売されてから未だにサードパーティからのカスタム・パーツがないということで、今回は香港メーカーである
DAYTONA-gunの全面協力により当方MC-armsとのコラボレーションオリジナル製品が完成いたしました。
これにより内部パーツを全てスチール製にコンバートすることが可能になりました。



まずはボルトキャリアの写真の方をご覧ください。







ボルトキャリアーはハンドル部を含めると3ピースにて構成されております。
全てCNC加工にての制作です。
製作過程やパーツ構成に非常に手間がかかるのですが、状態のいい鋼材を選んで使えるため製品の出来は素晴らしいかと思います。

そしてキャリアロッドの方も制作しております。
素材はステンレスです。こちらも精度よく仕上がっており、すんなり組み付け可能です。
合計重量が429gと超重量級のキャリアになっておりますが134Aでの作動はもちろん可能です。
オリジナルが246gなので1.5倍以上の重量です。
重量があるためキックは向上します。ですが発射サイクルは落ちますが10~11発程度と実銃とほぼ同じ数値になります。
(もちろん気温などの条件に依存します。)
サイクル重視の方はオリジナルロッド部をご使用いただければ重量を抑えることができます。

そしてキャリア裏側画像をご覧いただければ分かると思いますが、ノズルストッパーまでもスチール製で制作されております。



続いてインナーパーツの写真になります。

ご覧のとおり内部のパーツが全てスチール製でできております。
GHKの弱点でもあるノッカーもワンピースの削り出しです。
ブローバックが元気なGHKも耐久性アップには持って来いですね!

オリジナルの寸法に忠実に設計されておりますが、銃の個体差により微調整の必要があるかもしれません。
テストサンプルを2丁ほど組みましたが、多少のすりあわせ程度でしっかり動作してくれます。

表面処理ですがボルトキャリアーも含め黒のパーツは染によるヒートコーティング処理、シルバーのパーツはニッケルプレーティング処理になっております。




そして唯一のアルミ部品です。

アルミ製キャリアバッファーになります。
重量有るボルトキャリアーを受け止めるためにDGは強化バッファーも製作してくれました。
ラバー埋め込みでしっかりしたリコイルを伝えながらパーツのダメージを防ぎます。
こちらもCNC削り出しです。



こちらが組み込み後のサンプル写真です。

全体写真です。



キャリアハンドルも削りだしです。




オリジナル形状を忠実に再現して、調整を最小限に軽減しています。




小さな折れやすいパーツも高耐久にコンバート。




セレクターパーツのみ形状変更しております。
GHKオリジナルでは出来なかったセレクターのフィールドストリップを実銃同様に可能にしております。



いかがでしたでしょうか?
ほぼワンオフに近い形で少量生産していただきました割りには価格を抑えられたかと思います。

外装は完璧と言えるGHK製AKシリーズだからこそ、インナーパーツにまでこだわって行きたいと考えている方は多いかと思います。
このパーツによりリアルなAKを完成させられるのではないでしょうか?
こだわりの方に是非オススメです。
当方限定アイテムで数量は多くはないのでお早めにご検討ください。


また、DAYTONA-GUNとのコラボアイテムの第2段なども検討しています。
ぜひご意見などございましたらお寄せいただければと思います。
MCでした。


注意事項
これらの製品はカスタム・パーツです。
組み込みに関しまして銃の個体差により、擦り合わせ等の加工が必要になることがあります。
分解メンテ等が出来る上級者向けとお考えください。
また、これらのパーツは耐久性アップのパーツです。
組み込むことによりエアガンの威力が上がることはございませんのでご安心ください。
  


Posted by MAC  at 18:29Comments(16)製品紹介

2012年09月10日

WE&AIM SVDドラグノフGBBのファーストインプレッション

ご無沙汰しておりました。
相変わらず更新が遅れ気味で見てくださっている方には申し訳ありません。

今回ご紹介するのはWEとAIMの新製品SVDドラグノフのGBBライフルになります。
今回は比較をしながらご紹介したいと思います。
まずは全体写真を御覧ください。






上がWE、下がAIMになります。

実銃はAKを参考にした部品点数の少ない信頼性の高いセミオートライフルになります。
AKの血筋を受け継いでいるだけあって耐久性は高く、命中精度も良い実用性の高さも採用国の多さから伺えるかと思います。
AKシリーズは設計年数の古さや反動の強さ、また民間射撃場銃の手入れの悪さなどで当たらない銃とイメージもありますがそんなことはなく、しかも運用も良く600~800mでワンショット出来る狙撃用にと特別設計されたSVDは素晴らしいセミオートライフルかと思います。
映画やゲームでの露出も多く根強いファンが多いのも納得できますね。
コピー品が多くルーマニア製などの安いものが出回っているためかチープなイメージもありますが、中国NORINCO製で2000~4000ドル、ロシアIzhmash製で6000ドルもする高価なライフルのようです。
WEはSVDをイメージしてACE-VDとネーミングしておりますがトリガーグループを見る限りNDM-86を参考にしたかと思います。

今回ご紹介しているのはポリマーストックタイプになります。
実銃ではこの形状のポリマーはおそらく無いかと思いますが、生産上などの理由でよく見るこの形状にしたのかと思います。
両メーカーともに全体的には長さ、重量などほぼ同じです。
素材の違いや細かいディティールに違いがありますが、どちらも剛性感はよくしっかりした作りになっています。


では細部のご紹介です。
フロント部になります。

上がWE、下がAIMになります。
バレルはともにアルミ製です。
ハイダーはWEはスチール製、AIMはフロントサイトと一体成型の亜鉛になります。
今時一体成型かよと思いがちですが、実はロシア製SVDで一体成型のレアなものがあるらしいです。

SVDはAKとは違いガスピストン式になっています。
ガスピストン部もWEは可動式のスチール製ですが、AIMは一体整形の亜鉛になります。



続いてハンドガード部です。

上がWEで、下がAIMになります。
ハンドガードの素材は両メーカーともポリマー系の剛性高い樹脂になります。
実銃同様はめ込み式固定なので、実銃と同程度であろうガタは微妙にあります。

WEのベンチホールからガスピストンがチラリと見えます。
AIMは空洞で何もありません。

ベンチホールの大きさと、リアサイトのアジャスト部に微妙な違いが見受けられます。
ちなみにハンドガードの上下基部はWEはスチールでAIMは亜鉛になります。



WEハンドガード取り外し写真です。

ハンドガード先端部に固定レバーがあります。
ガスピストンからボルトキャリアーまでロッドが伸びており、テンションは低めですがバッファー機能にもなっているようです。
大変リアルな構造になっています。



続いてレシーバーになります。



やはりWEは削りだしなだけあってシャープなディティールです。
目立つ違いとしてはキャリアーの色ですね。
剛性感よくAIMの方はトップカバーのガタもありません。

素材に違いがありましてTOPカバーはWEプレススチール、AIM鋳造アルミになります。
レシーバーはWEアルミ削り出し、AIM鋳造アルミのようです。
セレクターレバー&テイクダウンレバーはWEプレススチール、AIMアルミ
トリガーガードはともにスチールです。

こうして見るとAIMはピン、トリガーガード、マガジンケースぐらいしかスチール部品はありませんね…

艶の違いも見てわかりますように、WEはアルマイトや染に対し、AIMは塗装になります。




続いてストック部です。

上がWE、下がAIMになります。
微妙な違い程度でともにしっかりとしたストックです。
取り外し可能なチークパッドに違いがあり、WEがスチールバンドのゴムパッド、AIMがワイヤーバンドの皮巻きパッドになります。
AIMは取り付け位置を選びませんが、WEはこの位置にしか取り付け出来ません。



続いてホールドオープンの画像です。

SVDはAKと違いボルトストップ機能があります。
実銃同様に両メーカーとも最終弾を打ち終えるとボルトが後退して止まります。

後退量はWE110mm、AIM65mmになります。
これはボルトキャリアの形状の違いによるところもあります。



続いてテイクダウンの写真になります。

上がWEで、下がAIMです。
テイクダウンの方法に多少の違いがあります。
ともにテイクダウンレバーでトップカバーが外れますが、WEは実銃準拠でリコイルスプリングがトップカバー側に付いております。
AIMは工具にてガイドとスプリングを外します。
WEは2段スプリングで強弱のあるスプリングを組み合わせて作動抵抗を減らしております。

トリガーBOXの外し方もWEはセレクターを抜くのに対し、AIMはマガジンキャッチ上のピンを抜くことで外せるようになります。
これもWEが実銃準拠になります。



続いてボルトキャリアの比較です。


 
シルバーがWEで黒がAIMになります。
AIMはGBB設計になったためか後部が伸びており全長が長くなっております。

外見に大きく違いがありますが、生産国の違いなどにより両方共存在する形状のようです。
重量はWE297g、AIM308gとほとんど違いはありません。

シリンダー部はともに同じ程度の口径とノズルショートストロークです。




続いてトリガーグループになります。

上がWE、下がAIMになります。
この部分は大きく違いがありました。

AIMはオリジナルでほぼM4のトリガーグループに近い構造になっています。
かなりタイトな設計で作られているのか、遊びやガタが無く狙撃銃らしいきちっとした動きです。
シアー切れる瞬間は若干滑るように切れるので、ガク引きをしづらくトリガーを絞れると思います。
優秀なトリガーだと思います。

WEは実銃準拠の設計になっています。
SVDは独自のメカニズムを持っていて、ハンマーのキャッチとディスコネクトの両方の機能を一つのシアーで行なっています。
本来の意味とは違いますがトリガーバーのストロークが2ステージあり、位置とハンマーの組み合わせにより機能が切り替わっています。
ですのでトリガーフィーリングが独特で2ステージ分の長いストロークを持っています。
ハンマーがコッキング状態じゃなくてもシアーを切る動作が出来、引くと「カキッ」を音がします。
しかしハンマーが落ちるまでのストロークは短めで、違和感なく射撃できるかと思います。
WEもAIMに似て少し滑る感じで切れます。

WEの方はノッカーやディスコネクトがフレーム側についています。
小さなスプリングが外れるかもしれない位置にあるのでフィールドなどではあまり分解しないほうがいいかもしれませんね。
またシアーの形状がNDM-86の形状をしております。
中国製を参考にしたせいかと思います。
実銃にあるケースイジェクターは省略されているようです。

これほど少ない部品点数でセミオート機能をしっかりと動作させていることが素晴らしいですね。




最後にHOP部分の写真になります。

左がWEで右がAIMになります、
WEはAKと同じダイヤル式のHOPです。いつもどおり優秀な性能です。
AIMはイモネジ式のAEG互換のバレルとHOPです。HOPラバーも独自な保持形状で優秀な集弾性能です。


動作に関しましてはどちらも134Aでしっかり強烈なリコイルになっています。
過去最大のリコイルと言っても過言ではないほどしっかりとしたキックがあります。
ボルト重量もほぼ同じで、シリンダー容量も同じ程度なのですが、やはりストロークの違いにより特性が比例しております。
WEはリコイル側に部があり、AIMは速射性に部があります。

ちなみに当方入荷のAIMは日本仕様になっており、0.98J以下の初速になっておりますのでご安心ください。

総合的に何をとってもWEのほうが一枚上手に仕上がっている感は否めないですが、AIMは価格的にハンドガンとさほど変わらない低価格が魅力ですね。

ゲームユースではKC-02に運用で負けてしまうかもしれませんが、やはり存在感とリアリティーではSVD GBBは素晴らしいです!
東側ファンにはマストアイテムだと思います!

MCでした。

  


Posted by MAC  at 19:29Comments(1)製品紹介

2012年07月24日

RATECH製 KAC M4&CBBのインプレッション

ご無沙汰しておりました。
見ていただいている方久々の更新大変申し訳ありません。
忙しい毎日で製品紹介が疎かになっておりました…

さて少し遅くなりましたが今回ご紹介するのはRATECHがついに制作したGBBライフル M4&CQB-Rになります。
まずは写真を御覧ください。




外観はイノカツそのもののGBBM4です。
それもそのはず、今回のRATECH M4の外装はイノカツと同じ生産工場で作られております。
ですのでしっかりとした強度を持つ鍛造アルミ合金フレームスチールアウターリアルな表面処理はイノカツ譲りです!
その他のRISやストック、グリップ、RISカバーなども全てイノカツと同じ物になります。
RATECHのCEOと生産工場の社長は個人的な友人で今回RATECH製M4を生産することが出来たとのことです。

そしてモデルですが、タイトルの通りナイツアーマメントのKAC M4刻印です。
パテントの関係上、KACのチョイスになったのかと思います。
しかしながらその分製品価格に反映されているので、高品質M4が欲しい方には嬉しい事かもしれませんね。
刻印はレーザー刻印になります。

(以前質問があったので、ここでレーザー刻印を少しご説明いたします。
通常金属に対する刻印とは彫刻や打刻などがあります。ともに掘り込みが入る刻印に対し、レーザー刻印とはMMCメタルマーキングコンパウンドというものを塗り、レーザーで焼くことにより焼いた部分だけが表面に焼き付き残るというものです。
ですのでMMCの塗り厚や焼付け方などにより色や輪郭などにむらが出ることがあります。
強度は桁違いですが塗装に近いものと考えていただければ正しいかと思います。)

写真をご覧いただければ分かるかと思いますが、製品により若干の違いが見られます。


ではフレームの部分をUPで







イノカツそのものの大変素晴らしいフレームです。
ちなみに2011Verの金型を使用しておりますが、チャージングハンドルラッチの穴あきを修正しているようです。

そしてセレクターはバースト刻印になります。



続いて内部パーツの写真です。



ボルトキャリアーはイノカツ製の2011スーパーバージョンにNPASを入れたものになります。
おそらく余剰在庫の関係でRATECH製キャリアーよりコスト的にこちらを選択したのでしょう。
もちろんフレームとの相性もバッチリです。

チャージングハンドルもイノカツと同じものですが、バッファーはハードリコイルVer3がチョイスされております。
ストックチューブにはバッファースペースワッシャーが入っておりました。
また夏冬2本のリコイルスプリングが付属しております。



続いてトリガー部です。



ここは刻印通りに、贅沢にRATECH製3バーストトリガーがインストールされております。
とても高価なカスタムパーツですので嬉しいですね。
もちろん同RATECH製の2バーストギアや4ファンクションセレクターも対応していますので、フルオートもしたい方にはオススメです。


そしてHOPチャンバーになります。




イノカツの欠点でもあったHOPチャンバー部をRATECHがほっておく訳がありません。
もちろんRATECH製コンプリートバレルキットがインストールされております。

精密バレル、アルミチャンバー、HOPパッキンがすべてRATECH製です。
調整方法もバレル下からのダイヤル調整です。
これまた高価なパーツですがRATECHM4を名乗る上では外せないパーツですね。


最後にRATECH製 M4ショートマガジンです。





RATECHではショートのみマガジンも制作いたしました。
M4に付属品ではなく別売になります。
PRO-WINライクなボディーにWAライクなリップといった感じでイイトコどりなマガジンになっております。
イノカツボディーGBB対応なのでWAなどもほとんど調整いらずで使えるかと思います。

動作や集弾性はRATECHカスタムなのでWAM4系GBBの中では最高峰と言えるのではないでしょうか。
イノカツM4では10万円を超えてしまう内容ですが、RATECH製M4はこれほどの完成カスタム品になりながらかなりの低価格を実現いたしました。


対するイノカツはサイバーガンに吸収合併され傘下の立場ながら、独断判断で1911の販売を香港で強行してしまいCEOを始め台湾マネージャーまで役員報酬を支払われない騒ぎまで起きているようです。
今後の新製品どころかイノカツ自体の存続まで危ぶまれています。
一イノカツファンとしては大変残念な話です。

VIPERはパテントの関係上、日本での販売はすこし難しいので今後はRATECH製M4は大変貴重な存在になってくるかと思います。
最高品質ながら低価格を実現したこのM4はオススメです!!

MCでした。
  


Posted by MAC  at 22:57Comments(5)製品紹介

2012年04月09日

GHK KAC PDW 限定evolutionバージョンのインプレッション

ご無沙汰しておりました。
長らく更新をサボっておりご覧いただいていた方申し訳ありません。
今回はGHKのKAC PDWのほうがやっと再生産品されました。
再生産に当たり、GHK PDWの弱点でもあった部分をマイナーチェンジしエボリューションバージョンとして限定発売されました!

KAC PDWについては以前もご紹介しておりますので詳しくは過去ログの方をご覧下さい。
今回はアップグレードされた部分についてご紹介いたします。

まずは全体写真をご覧下さい。



外観は何ら変更はありません。
写真では見えづらいですが刻印バージョンになります。
ちなみにエボリューション自体限定なのですが、刻印バージョンは中でも100丁のみと聞いております。


では他の変更点をご覧下さい。

チャンバー部になります。
赤丸のイモネジがご覧いただけるかと思いますが、やっと可変HOPになりました。
HOPパッキンも新型になり、エアタイト性能、アンチフローズン特性、高形状復元性に特化した優秀なHOPとのことです。
HOPパッキン単品で当方で別売もしております。
AEGタイプのHOPパッキンですのでVFCなどのAEG互換のGBBにぜひオススメです。

別角度からどうぞ。






では他の改良点です。

コレは何かといいますとバレルスタビライザーです。
ゴム製で出来ており、アウターバレルを保持します。



このようにセットして…



このように収まります。
GHK PDWはリコイルが激しくアウターバレルが緩むことが多くありましたが、これにより防止することができます。
もちろんアキュラシーにも貢献しているかと思います。
こちらも少量ですが当方で別売しております。


最後の改良点です。

ノズル部が見直されたようです。
Oリングも素材変更され、初速とリコイルをより向上させた新型ノズルとのことです。
サンプルは緑色のOリングでしたが、当方に届いた製品は灰色になっております。


いかがでしたでしょうか?
GHK PDWは以前から優秀なGBBライフルでしたが、さらにより実践的な性能UPが施されおすすめできる製品になっております!
ゲーマーに鑑賞派に是非おすすめです!

MCでした。


  


Posted by MAC  at 23:23Comments(6)製品紹介

2012年01月14日

WE AK PMCのファーストインプレッション

ご覧いただきありがとうございます。
昨日に続き何とかブログの更新することが出来ました。

今回ご紹介するのはWE製AKシリーズでの新作のAK PMCカスタムです。
AKシリーズの7.62mm弾のモデルアップになります。
形状からAKMを採用したとかな?思われます。




PMCが使用している様な西側のAKになっています。
ただレシーバーサイドにスコープマウントベース付いているモデルなので、パーツの混成でできている感になっています。
WEとしてはリアリティーの追求よりもコスト面での流用を選択したということでしょうかね?

実銃は生産国の違い、AKのコピー品など様々なバリエーションが存在しています。
またロシアの軍自体も旧型や故障銃を入れ替えではなくパーツの交換やニコイチ修理で対応することが多いらしく、兵士によりいろいろな仕様の銃を携帯していることが多いらしいです。
AKはモデルが違えど流用可能パーツが多いことで様々な仕様があることに納得できますね。
ここが違うんだよな~というのもナンセンスなのかもしれません。

WE製は先のAKS74Uと同様にサードパーティーパーツによるカスタムバージョンです。
これこそなんでもありかもしれませんね。



では各部の説明に行きたいと思います。

ストック部分です。
LMT SOPMOD タイプのストックになっています。
ストックパイプはVLTOR AKタイプに換装されており、6段階の伸縮調整が可能です。
ストップパイプはガタはありませんでした。
スイベルも左右付け替え可能になっています。

ストックはもちろんバッテリー収納スペースがあります。
またパイプエンドキャップがネジ式になっていてちょっとした物なら入れることが可能ですね。



続いてフォアエンドの写真です。

TDIレールタイプのハンドガードが装備されております。
もちろん光学サイトなども対応しております。
おそらくTDIタイプのフォアグリップがよく似合いますね。
ガタもなくしっかりとした剛性があります。

ちなみにアルミバレルになります。
マズルはAKMタイプのスチール製です。



続いてフィールドストリッピングです。

WE AKS74Uと違いキャリアーが7.62仕様のロッドの長いタイプになります。
もちろんトップカバーも違いますね。
マグウェルやセレクターは同じ仕様になっていました。

トリガーシステムなどはAKS74Uと同様なのでRATECH製スチールパーツがご使用頂けます。




マガジンの写真になります。

スチールプレスの7.62mm30連バナナマガジンです。

ちなみにこちらのAK PMCにAKS74Uの5.56mmマガジンも使用可能です。
もちろんその逆も使用可能です。
モデル的には違和感ありますが使えないよりユーザー的にはありがたい互換性ですね。

スチール外装なのでプラ外装のAKS74Uよりは温めやすいですね。



マニュアルになります。

これを見るとストックの逆バリエーションが展開されるようですね。



動作に関しましては以前ご紹介したAKS74Uと同様ですので今回は割愛させて頂きます。
いかがでしたでしょうか?
持った感じでは西側AKらしいカッチリとしたライフルです。
フルサイズAKとしてはGHK同様におすすめできますね!

AKらしい暴れるブローバックを体感するにはCO2マガジンの発売を期待したいところです!
そしてメーカーやモデルを選択できるぐらいAKラインナップも出てきましたので、サードパーティーによるカスタムパーツの展開も期待したいところです!

MCでした。

  


Posted by MAC  at 21:23Comments(2)製品紹介

2012年01月13日

VFC HK416Dのファーストインプレッション

ご覧いただきありがとうございます。

今回ご紹介するのはVFCの新作GBBライフルHK416Dになります。
アナウンスからずいぶん長い間がありましたが、皆さんご納得いただける出来栄えに仕上げてきたかと思います!

では写真の方をご覧ください。





皆さんご存知の通りドイツH&K社によるカスタマイズM4です。
今回のモデルアップはHK416D14.5RSになります。

H&Kは実銃のメーカーの中では優れたデザインと機構を売りにしている素晴らしいメーカーで、H&Kが作る銃はどれも性能と信頼性が非常に高く各国の様々な現場で採用されるのも納得できます。
このHK416も見た目はオリジナルM4とさほど代わり映えしないのですが、ほとんどの各部が改良を施され次期主力ライフルとも言われたほどの実力を持つ銃です。
しかしながらH&K製品は非常に高価なのがネックです、このHK416の納入先が特殊部隊がほとんどなのはそのせいもあるかもしれませんね。

パッと見た感じでは見慣れたHK416ですが、やはりオリジナルの特徴であるグリップとストックは風格を一段上に見せますね!
こちらのVFC製も全体の剛性感や質感は素晴らしいです。



ではレシーバーの写真です。

オイルの滲みがありますが、表面はサラっとした仕上がりで大変きれいです。
もちろん正式ライセンスなのでフル刻印が入っております。
ガタもなく手触りもいい剛性あるレシーバーです。
セレクターレバーが実銃と同じくポリマー製です。
失礼致しました。セレクターレバーは亜鉛製です。
実銃ではスチール製のようです。
(実銃は生産時期やマイナーチェンジなどにより幾つか異なる仕様のモデルが存在するようです。)



反対側の写真です。
MADE IN TAIWANのシールを剥がすとMADE IN Germanyの文字が出てきます…。
ちなみにダストカバーはポリマー製で、6mmBBの刻印があります。
実銃もダストカバーはポリマー製になっています。



次にグリップの写真です。

HK416&MR556(セミオート民間用)に使用されているバトルグリップです。
416特有のグリップですので見栄えしますね!
日本人的には若干太いかとおもいきやシックリきます。

底蓋は90度ひねると外れ、小物入れになっております。



続いてストックです。

こちらも416特有のバトルストックです。
スイベルを含め全てポリマー製です。
ストックパイプは5段階の長さ調整可能です。
しっかりとHKのマークがあります。

バット部は90度ひねると外れます。ここも電池入れのようになっています。
実銃ではここに六角レンチが入っていて、ストックのガタ防止の締め込みネジを締めるときに使います。
VFC製は再現しなかったようです。
もしかすると実銃でも廃止した機構かもしれませんね。



続いてクワッドレールとバレル部です。

CNCによる綺麗なレールです。
HK416特有の固定方法で固定ネジをしっかり締め込むことで、ガタ無く固定できます。
実銃ではキャリアキー部分を使って締め込むのですが、こちらのVFC製は六角レンチネジになっています。
実銃でも民間用はヘックスキャップなので、VFCは民間用を参考にしたのかもしれませんね。
メンテ性は向上しますので改良と見ていいかと思います。

アウターバレルはまだ分解しておりませんが素材から言って2ピースのようです。
基部の方はアルミで、先端部はスチールです。
ショート化も出来るかもしれませんね。

ちなみにガスピストンはライブ可動になっていて、ボルトキャリアーを受け止めるバッファーになっています。
実銃本来の機構ではありませんが、耐久性を考慮したいいアイデアですね。



テイクダウンの写真です。

皆さんご存知の実銃通りの分解です。
ボルトキャリアは亜鉛ダイキャストです。
ご覧のとおりHKも刻印も入っております。

バッファースプリングもさほど硬くはありませんでした。
バッファーにはHのマークがありました。どうせなら実銃どおりHKと入れて欲しかったですね。
80gほどある重めのバッファーでした。

ストックチューブ内部は微妙なかさ上げが見えました。
キャッチがかかる必要クリアランス以上に下がらないようにしているようです。



キャリアー重量ですが208gとM4系にしては軽量です。
かなり肉抜きされております。
しかしながらリコイルは軽くは有りませんでした。
むしろ重さを測って軽いことにびっくりしました。

また後部内径が広いのでRATECH製のハードリコイルウエイトが装備可能かと思います。



続いてトリガーメカです。

WAに酷似したと言うより実銃に酷似したシステムになっておりますね。
WA系のパーツも調整次第で使えそうです。
過去に出たVFC M4と同じ仕様でディスコネクターが本体側にあります。

WAマガジン互換は有りませんが、加工次第で対応可能です。
リアル形状のローラー付きハンマーは優れものですよ。

ちなみにハンマーがコック状態じゃなくてもセレクターがセイフティーポジションに入ります
これは実銃も同じ仕様です。しかしながら私が聞いたところですと、この仕様は最近の416では廃止されたらしい?




チャンバー部の写真です。


チャンバーは改良されてようですね。
以前のM4と違いメタルチャンバーになっております。
HOP調整は付属する長い六角レンチにてイモネジ式です。
調整ネジはフィーディングランプ部にあります。

VFCですのでAEG互換のインナーバレルとHOPかと思います。
HOPはVパッキン仕様になっております。

またキャリアーバッファーになっているピストンロッドがここまで出てきているのがご覧いただけるかと思います。



最後にマガジンの写真になります。

VFC独特の2ピース外装です。
スチールプレスの外装に内蔵ガスタンクでマガジントップはポリマー製です。
注入口は底部になります。
バルブロックのないシンプルな構造ですね。

テスト個体しかまだ触っておりませんが、マガジンのささりはかなりタイトでした。
ポリマー部の前後にガタ防止のせり出し部分があるので、削って調整したほうが操作性でベターかと思います。



フロンガスでの作動ですが軽いキャリアーに絶妙なストロークで軽快に動いてくれます。
激しいリコイルというわけではないですが、早いサイクルとバッファー等のメーカーセッテングにより「おっ調子いいな!」と感じさせてくれます。
ベースとしてのポテンシャルは高い製品なので、GBB M4チューナーの方はリコイルを追求されたりすると面白いかもしれませんね。


いかがでしたでしょうか?
UMAREX&VFC製品はまさしくH&Kのような製品づくりで細部のディテールのこだわりやオリジナリティーある機構を取り入れ、初心者からこだわりの方まで幅広く受け入れられる製品かと私は思います。
是非ご検討ください。

MCでした。


PS.
こちらのHK416Dも来週のセールで1円スタートいたします!
(大変申し訳ありません。大変取引が混み合って今週のセールがかないませんでした…
そのぶん新製品を含め色々出品させて頂きます!)

WE製AK47PMCも入荷致しました。
出来れば明日このブログにてご紹介いたしたいと思います!(出来るのかな…?)

  


Posted by MAC  at 23:28Comments(1)製品紹介

2011年10月26日

WE XM177のファーストインプレッション

ご覧いただきありがとうございます。
またWEからの新製品、クラシックARシリーズとしては第2弾のXM177GBBライフルになります。

XM177はベトナム戦争時にジャングル戦に適した火器にするため、当時新たに開発されたライフルになります。
M16をベースにショートバレル、細型コーンハンドガード、大型ハイダー、リトラクタブルストックと言ったショート化する改良が施された銃になります。

今回WEがモデルアップしたのは形状とバレルの長さからXM177E2の方をモデルアップしたと思います。


では写真の方を御覧ください。



20連マガジンが標準装備になっております。
基本的にはM4やM16と同じ仕様です。
詳しい内容ですが当ブログのM4やM16のご紹介とほぼ同じ内容になってしまいますので、今回は省略させて頂きます。

ちなみにアルミアウターです。
インナーバレルの長さはハイダーぎりぎりまで有り、WEM4と同じ363mmサイズになっております。
また最近のロットになってからかダストカバーがしっかりと閉じてくれるようになったようです。

XM177は現在も多く使われているM4の基礎になったライフルです。
クラシックライフルファンも現行ライフルに慣れ親しんでいる方も楽しめる製品になっております。
ぜひご検討ください!
MCでした。

  


Posted by MAC  at 21:53Comments(0)製品紹介

2011年09月19日

WE製 AK74UNのファーストインプレッション

ご無沙汰しております。
今回もご覧いただきありがとうございます。

ついにWE社からのGBB AKシリーズがリリースされましたのでご紹介いたしたいと思います。
では写真をご覧ください。








今回最初にモデルアップされたモデルはAK74UNになります。
74系とは戦闘の近代化が進む頃に、47系よりも高精度と扱いやすさを求め使用弾を小口径化をされたアサルトライフルです。
このモデルはショート化されているモデルなのでアサルトカービンに分類されそうですね。
WEはAK74UNと名うっております。
詳しいことはあまり知らないのですがAKS74UNが正確な名前か?と思います。

ご存知クリンコフの派生モデルでレシーバーサイドにナイトビジョンを搭載可能にするサイトレールがあるのが特徴です。
ショートバレル化されるのに伴いブローバックの使われるガス圧の低下を防ぐための大きなマズルサプレッサーも特徴の一つです。
もちろん使用弾の変更に伴いマガジンもスチールプレスではなく、樹脂マガジンを再現されています。

今回WEがリリースしたこのAKは更にPMC仕様としてカスタムパーツを標準装備したAKのようですね。
AKシリーズの中では万能といえるこのモデルを、更にカスタムバージョンとしてモデルアップするとはWEのAK第一弾としては素晴らしいモデル化かと思います。


では細部をご紹介いたします。
まずはフィールドストリッピングです。



もちろん実銃に忠実に再現された分解手順です。

金属部はほとんどがスチール製ですが、フロントサイトがアルミでサイドレールが亜鉛のようです。
スチールプレスで整形されており、剛性感や重量感もしっかりしたレシーバーになっております。
フォアエンド、グリップ、ストックなど全てガタもなく、しっかりとしたつくりです。

ボルトキャリアーなど各部が実銃形状です。
ちなみに組み立て時はトップカバーを締め、最後にボルトキャリアーを下げるとロックが掛かりやすいです。

ちなみにフォアエンドはアーセナルUSAタイプの樹脂グリップを再現されております。
KREBSタイプのマグウェルも標準装備されております。



ではパーツのご紹介です。


ボルトキャリアーは亜鉛製でピストン部はアルミ製です。
重量は286gとかなり重いキャリアーです。
ガスシリンダー部は今までにないほどの大口径シリンダーですが、ノズルストロークが40mm程度しかありません。


続いてリコイルスプリングです。



白矢印の突起部分がリコイルバッファーです。
固めのバネとプランジャーのみのバッファーで、突起が引っ込みます。
この数ミリしか無いバッファーにした理由は限界までブローバックストロークを稼ぐためかと思います。
ボルトキャリアーがここまで下がることがお分かりいただけるかと思います。




今回の最大の目玉といえる特徴ですがWE製AK GBBはキャリアーフルストローク致します。
今まで電動ガンも含め実銃同様にフルストロークするAKは存在しなかったのですが、ついにWEが再現してくれました。
数値にして約120mmのストロークです。
GBB史上でもこれほどのストローク量は過去無かったのではないでしょうか?

フルストローク可能の上にセレクターがBJBタイプのセレクターにカスタムされておりますので、写真のようにチャージングレディホジションも可能です。
グリップから手を離さず、人差し指のみで操作可能の優れたセレクターです。



続いてマズル部です。


大型のマズルサプレッサーとアタッチメントをはずすと逆ねじ14mmになっておりますので、さまざまなアタッチメントが取り付け可能になっております。
ちなみにこの部分はフロントサイトと一体になっておりアルミ製です。
これより後ろのアウターバレルはスチール製になっております。

過去にあった中国製AKのようなフロントポストのがたつきはありません。


HOP部の写真です。



今回はツールレスの調整方法になっております。
ダイヤル部を左右になじって調整します。
いつものHOP方式なので精度は期待できるのではないでしょうか。


続いてトリガーグループの写真です。



過去に各社が出してきたAK GBB同様に実銃形状を再現したシステムになっております。
材質は亜鉛製です。
今までにあるWE製GBBとの互換パーツはありません。


続いてエンプティーストップの説明です。


赤丸のL型のパーツがお分かりいただけますでしょうか?
これがエンプティーストップのレバーになります。

最終弾を撃ちきるとマガジンについているエンプティーレバーがこれを押し上げます。
それと同時にバルブノッカーを上に押し上げ、最後のハンマーダウンのノッカーがバルブを上によけて落ちます。

この一連の動作により実銃同様に最終弾を撃ちきると、ハンマーダウンをして動作が終了します。
ですのでマグチェンジ後はもちろん次弾の装填とコッキングのためにキャリアーを引く必要があります。
今までに無いより忠実な機構かと思います。


続いてマガジンです。



74系に使用されている5.45mmマガジンです。
樹脂マガジンですがG39同様にねじ1本でタンクの取り出しが可能です。

マガジン上部にある突起がエンプティーストップのON/OFFのスイッチです。
吐出バルブ横にあるエンプティーストップレバーを制御します。

重量は475gとM4系より重くできております。



動作に関してですが、正直フロンガスでは動作は重くサイクルも遅くなっております。
やはり今回の重量のあるキャリアーを120mm動かすにはもう少し高出力のソースが必要かもしれません。
40mmのノズルストロークですのでガスカットのタイミングは早く、燃費や冷えは考慮しているようなのですがフロンでの慣性の力不足は否めないようです。
ストローク量の制限で動作の改善は可能だとは思います。
74系はAKの中でもサイクルの早いほうなので改善したいところではあるかと思います。

しかしフルストロークの動作は圧倒的な迫力があります。
夏場やおそらくこれから出るであろうCO2マガジンの動作なら今までに無い強烈なブローバックを体感できるかと思います。

ちなみに134AではNPASを入れなくても規制値は超えない程度の初速になっています。



いかがでしたでしょうか?
WE社がやっとリリースしたAKはとても完成度は高く、今まで各社が実現できていなかったところに着眼してよりリアルな物を出してきたと思います!
外観上の完成度もとても高いのですが、やはりこだわりのAKファンにはGHKのほうが若干上に見えるかと思います。

しかしフルストロークの近代戦闘を考慮したGBB AK!
これだけで手にする理由は十分では無いでしょうか?

これからのAKラインナップに期待ができそうです!
MCでした。

  


Posted by MAC  at 23:09Comments(0)製品紹介

2011年07月27日

VFC MP5 GBBのインプレッション

お久しぶりでございます。
ご覧いただきありがとうございます。

忙しくブログ更新の期間があいてしまいましたが、今回はVFCからリリースされたMP5の方をご紹介させていただきます。
MP5の決定版とも言える製品なので待ち望んでいた方も多いかと思います。

実銃はドイツのH&K製でG3をベースに半世紀以上も前に設計され、未だにほとんど形を変えずに様々な現場で採用されている歴史ある名銃です。
独特の機構を備え、信頼性と命中精度の高い扱いやすい銃として有名でもあります。
映画やアニメなどでも見る機会が多く、サブマシンガンといえばMP5を連想する方も多くいるのではないでしょうか?


ではまずは全体写真の方を御覧ください。



皆さんご存知のMP5です。
写真ではお伝えしきれないのですが、今までのトイガンとはまるで別次元のリアリティーです!
私はMP5の実物を触ったことがありますが、重量感や質感など本当にそっくりです。

フレームは1.2mm程のスチールで出来ています。
実物同様の製法でプレスで成型後に溶接にて各部の接合が行われております。
表面処理は塗装で行われております。

ストック、ハンドガード、ロアレシーバーなどのプラスチック部分はシボ加工された肉厚の樹脂です。
剛性も有りしっかりした作りになっております。

アウターバレルなど外装のほとんどがスチール製です。

今回はUMAREXのライセンスのもとに生産されておりますのでH&Kオフィシャルの刻印が入っております。
実物同様に素晴らしい仕上がりかと思います。


続いて通常分解の写真です。

ピン3本のみでここまで分解が可能です。
GBB特有のスプリングバッファーがありますが写真で見る分には実物と見分けがつかないほどこだわった作りになっております。
特にボルトキャリアーは形状やサイズもそっくりに出来ております。


ボルトキャリアーの写真です。

素材は亜鉛ダイキャストです。
実物サイズと形状にこだわったせいかGBBライフルとしてはシリンダー容量も少なく163gと軽量ですが、鋭いブローバックでハイサイクルよりに設計されております。
ご想像通り最近のGBBの中ではリコイルはややマイルドですが十二分にお楽しみいただけるリコイルかと思います。
フルオートでの扱いやすさは実銃の特徴でもありますのでご納得いただけるのでは。

外観はMP5独特の機構であるローラーロッキングのモールドやエキストラクターも再現されており、排莢ポートから見える姿も実にリアリティー有ります!
本当によく出来ていると思います。



リコイルスプリングとバッファーです。
バッファーのおかげで良い回転でフルオートを発射できます。



チャンバー部の写真です。

アッパーレシーバーを逆さに撮っております。
まだ分解はしておりませんが、VFCですので電動ガンバレル&パッキンかと思います。
HOPパッキンは逆三点保持の仕様になっております。
命中精度は期待できるかと思います。




つづいてトリガーグループです。

今回最大の特徴でもあるトリガーグループです。
この写真だけではわかりづらいかもしれませんが、G3系の実物トリガーグループ形状をそのままトイガン仕様にリビルドされております。
セレクターの動きなども実物同様です。
トイガン仕様としてハンマーアンビルがバルブノッカーに、ケースイジェクターがバルブロックにと機能変更しておりますが形状は実物と大変似た形状と配置になっております。

たいへん考えられたトリガーメカで私個人の意見ではよくここまでやってくれたと思います。
これだけ見てもライフルトリガーグループの勉強になりますよ!


マガジンの写真になります。

マガジンシェルはスチールプレスです。
サイドには使用弾の9mmX19の刻印があります。

このMP5にもエンプティーストップ機能があり、残弾0でトリガーが機能停止いたします。
過去SRC製AKSにもあったフォロアー激突タイプの方式です。
ですので停止時はボルトが閉じきらずに停止いたします。
ここだけは残念なポイントですが、マガジンにギミックを組み込むにはマガジンが小さいのでしょうがないかもしれませんね。

ちなみに空打ちモードですがフォロアーが2種類付属しており変更することによりエンプティーストップをキャンセルできます。


いかがでしたでしょうか?
外観はもとより内部にまで本当にこだわりの作りで大変満足していただける製品かと思います!
GHK AKM同様にこだわりの方に大変オススメです!

MCでした
  
タグ :VFCMP5UMAREXGBB


Posted by MAC  at 23:35Comments(3)製品紹介

2011年06月16日

WE M4A1 HK416 オープンボルトGBBのインプレ

ご覧いただきありがとうございます。
早速WEよりM16に続き、M4とHK416のオープンボルトのほうが発売されました。
従来型をより快調動作にバージョンアップしております。

早速全体写真をご覧ください。



見た目には何ら変りない皆様ご存知のスタンダードなM4とHK416にです。
操作や形状も違和感なくご使用いただけるかと思います。

今回発売されたのは刻印なしバージョンですが、外観上は基本的には従来型と変わりありません。
アルミのダイキャストレシーバーに剛性の高いファイバー樹脂で全体剛性も高くレシーバーのガタつきもほとんどありません。
表面処理も綺麗でヒケも見当たりません。
余程のこだわりの方以外は合格点かと思います。

M16オープンボルトと比べ、ずっしり重さは有ります。
ほぼ実銃と同程度の重量です。


では大まかに外観のご説明をさせていただきます。


フロント部の写真です。
気になっている方も多いかと思いますが、今回はスチールアウターバレルになっております。
ともにハイダーもスチールですが、HK416の方はガスブロックもスチール製です。
フロントまわりは従来型をそのまま使用している感じですね。
やはりスチールアウターの重みはずっしりと来ます。M16とは全く違う重量感です。

HK416はアルミRASのハンドガードです。
おそらくダイキャストですが、エッジも綺麗で十分ご満足いただけるかと思います。
M4A1の方はファイバー樹脂のハンドガードで中にはアルミヒートシンクが装備してあります。
ともにガスチューブ、ガスピストンも再現されております。


ではレシーバーの方をご覧ください。




ご覧のとおり刻印は無く、セレクター表記のみになっております。
個体差かもしれませんが、共通パーツの中ではボルトストップレバーだけ色が違います。
HK416のリアサイトはスチール製です。


では排莢側のほうです。

こちらも見た目に従来型と変更はありません。
ですがボルトキャリアーの変更に伴い、ダストカバーが変更されているようです。
ちなみにダストカバーラッチの保持が微妙で開いてしまう個体もあります。



では内部パーツの方をご覧ください。

ご想像のとおりM4、HK416ともに共通パーツです。
微妙な色の違いは個体差によるものかと思います。
当方取り扱いのものはNPASを組み込み済みのボルトキャリアーになります。



つづいてトリガーグループの方をご覧ください。

こちらの方もボルトリリースレバーを除き従来型と変更点はありません。
M4系共通のトリガーグループになります。
RATECHなどの従来型のカスタムパーツなどもご使用頂けます。

また写真を見ておわかりいただけますでしょうか?
まだいくつかの個体しか見ておりませんが、ボルトキャッチ部に微妙な違いがあるようです。
おそらくモデルによるの違いではなく、パーツの生産ラインか時期による違いだと思います。

ちなみにWEのAR系オープンボルトはキャリアーとボルトリリースレバーが絶妙なクリアランスで機能しております。
その為WEのほうで全ての銃の擦り合わせをしていると思われる調整跡があります。
AR系オープンボルトキットを組み込む方やボルトキャリアーなどを換装する場合は、そのへんの調整が必要になるかもしれないことを頭に入れておいたほうがいいかもしれません。


つづいてチャンバーの写真です。

HOPはM4.416ともにM16と同じイモネジ式です。


フロンガスでの動作はもちろんサイクル、リコイル共に快調です。
従来型のパコパコした音ではなく、重い音で迫力あるシューティングをお楽しみいただけるかと思います。
安価で本当に信頼性の高いGBB M4系が出てきたので、いままで敷居が高いと思っていた方も気軽にお使いいただける製品です。
きっとこれからサードパーティーによるカスタムパーツもいろいろ出てくるかと思いますので、GBBベテランの方のカスタムベースとしても
重宝されるものかと思います。

これから夏に向けてぜひゲーマーたちにイチオシの製品です。
マッチやゲームをGBBで楽しんでください!

MCでした。
  


Posted by MAC  at 19:52Comments(4)製品紹介

2011年06月03日

WE製 M16A1 GBB のファーストインプレッション

ご覧いただきありがとうございます。
更新の方遅れ気味で申し訳ありません。

ついにWEからのオープンボルトのAR系ライフルの登場ですね!
今回のモデルアップはM16A1のVNのようですね。
実銃はアーマライト社の製品をベースにコルト社が5.56mm小口径弾のアサルトライフルとして開発したライフルになります。
当時としてはアルミ素材やプラスチック素材をふんだんに使い、軽量かつ命中精度の高い斬新なライフルとして登場しました。
現在に至る米軍の代表的なライフルの基礎と言えますね。

ではまずWE製の全体写真から



外見上は特に特筆するようなことはない、そのままのM16です。
パーカー色のイメージでしたがWE製は思っていたより黒いです。
箱より大きいのが分かるかと思いますが、分割してパッキングされております。

ハイダー、デルタリング、ダストカバー、フレームピン、ボルトリリースレバーぐらいがスチール製で
、外装のほとんどがアルミ製です。
そして見た目の長さの割にはとても軽く、昔触ったモデルガンをイメージさせます。
最初手にしたときはコッキングエアガンかと間違えるほどでした。


ではフロント部のご紹介です。


特徴でもある三叉のチューリップハイダーです。
何故かこれだけスチール製で出来ております。傷つきやすい先端部の耐久性を考慮してでしょうかね?
アウターバレルはアルミ製になっております。
ハンドガードはABSのような軽めのプラ製です。中にはアルミのヒートシンクも装着しております。
デルタリング部はA1の特徴でもある細いタイプですね。


続いてレシーバーの排莢側です。


アッパーレシーバーがキャリングハンドル固定のA1アッパーです。
リアサイトの調整もA1のポイントです。
そして特徴的なフォワードアシストノブです。
グリップもフィンガーチャンネルのないA1タイプになっております。


反対サイドになります。


今回のご紹介しているモデルは無刻印モデルになります。
ヴェトナム時代の特殊部隊の中には全くの無刻印も存在したと聞いております。
また無刻印A1レシーバーなので刻印を入れてXM系を作るのもありですね。


通常分解はご存知のとおりです。


ボルトキャリアー、チャンバー、インナーバレル、ボルトリリースレバー以外はほとんど従来型と共通パーツかと思います。



そして今回、オープンボルトに改良されたのボルトキャリアーです。


重さは234gと軽めのキャリアーです。
シリンダー容量も少なめのようで、ノズルストロークも思っていたより短めです。
今回のブローバックエンジンはかなりバランスを煮詰めたような気がします。


トリガーグループの写真です。


ボルトリリースレバー以外従来型と何ら変わりがありません。
従来型はシアーの耐久性が弱めでしたが、今回のモデルはどうでしょうかね?
RATECH製のスチールパーツはそのままご使用頂けます。


HOP部の写真です。


アッパーレシーバーを逆さに撮っております。
またL85に続きイモネジ式です。
省スペースにはこの方式が一番なんでしょうが、工具レスな調整方法を希望したいところですね。
オープンボルトになり、見た目にもリアル感がプラスされましたね。


そしてAR用のショートマガジンです。


これを待っていた方も多いのではないでしょうか?
もちろん軽く携帯性はいいのですが、ガススペースの関係上ロングには劣る部分はあるかと思います。
しかしながら1マガジン程度は問題なく快調に作動させるポテンシャルはありますので、何らご心配はないかと思います。


フロンガスでの動作ですがサイクル、リコイル共に抜群の高作動です!
今回のモデルは本当に絶妙なバランスで組まれているかと思います。
リコイルは作動部のウェイト、作動バック&リターンのスピード、銃本体の重さによって決まります。
サイクルは作動部のウェイト、作動バック&リターンバウンド、ガスカットタイミングによって決まります。

M16A1は比較的軽めのキャリアーに高レートなスプリング、すこし早めのガスカットで瞬発的な作動を重視しているようです。
結果的に燃費にも貢献しますし、ショートマガジンの採用には素晴らしいバランスかと思います。
また銃本体のマスウェイトの軽さはリコイル感を良く感じさせます。
特にフロントを軽くすると銃の暴れからリコイル感が強くなるのも実銃のカスタムでは基本的な部分です。
最近のアルミバレルの採用はそういった意味があるのかもしれませんね。

M14のようにサイクル、燃費を犠牲にしてリコイルが強い銃とは真逆なリコイルの強さを感じさせます。
WE製品は各銃のキャラクターが全く違い、どの銃も楽しめる要素が有ります!
是非皆さんも是非体感してみてください!

MCでした。
  
タグ :WEM16A1VNGBB


Posted by MAC  at 00:17Comments(12)製品紹介

2011年05月03日

WE製 L85 GBBライフルのファーストインプレッション

ご覧いただきありがとうございます。
WEからの新製品ラッシュが始まりそうですね!

今回ご紹介するのはWE製L85 GBBライフルです。
まずは全体写真をご覧ください。



実銃はイギリス軍の代表的な正式採用アサルトライフルです。
今回のモデルは形状からL85A2をモデルアップしたと思われます。
L85A1の多かった不具合をH&Kに改修依頼した現在も採用されているモデルです。
つい先日のウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングでも警備の兵隊たちが装備していたのが記憶に新しいですね。

もちろん不具合は実銃の話で、WE製はそれを引き継いでおりません。


GBBライフルでは初のプルバップライフルです。
外観はスチールプレスのモノコックレシーバーで、重量感と剛性感は抜群にあります。
重量は約4.5Kgとアサルトライフルの中では重い部類に入ります。
しかしながらプルバップという特性上、グリップがほぼ重心位置にあり片手で持った状態でも重さを感じさせません。
M14と比べてもらくらく片手で取り回せます。

アウターバレルとサイトはアルミ製のようです。
プラ部分はWEお得意の剛性感あるファイバー樹脂かと思います。


では外観各部のご説明をさせていただきます。



排莢部側の写真です。

A2の特徴でもあるチャージングハンドルです。
ダイレクトチャージングハンドルなので動作と同時に稼動します。
後ろの蓋はダストカバーになります。
M4同様にコッキングと同時に自動で開きます。

さらに後ろにあるレバーはダミーのようです。
必要以上に動かすと固定用のクリップが外れます。
実銃ではなんのためにあるのでしょうか?(ご存じの方がいましたらご教授ください)




反対側の写真です。
トリガー上にある突起がセイフティーになります。

ガード付きのマガジンキャッチですね。
対応マガジンはWE製オープンボルト用M4マガジンがそのままご使用できます。

その後ろのレバーがファイヤーセレクターです。フルとセミを切り替えます。

さらにその上にある突起がボルトリリースレバーになります。
わかりづらいかもしれませんがチークピースの中央位置にある突起です。
もちろん装弾されたマガジンを入れてチャージングハンドルでもリリースできます。





フロント部の写真です。
ガスチューブも再現されております。
ガタつきもなく、がっちりしたハンドガードです。

ハンドガードを外すときは写真のようにアッパーカバーを開け、フロントサイトの前にある黒いボタンを押しながら前に引き抜きます。





グリップ内部が小物入れになっております。
蓋が圧入式でロックがないため電池など入れておくと無くなる可能性がありますね…



では内部のご説明です。
まずは分解の手順をご説明します。



分解時に抜くピンはこの2本のみです。
抜いた後に上下レシーバーを前後に分解します。
組み立て時は必ずセレクターをセミにしてください。
ボルトと干渉して締まりきりませんので。




通常分解はこのように分解できます。

インナーバレルの長さがわかりますでしょうか?
プルバップの特性上グリップよりも後ろにチャンバーがあります。
M16A4と同じロングインナーバレルになります。
他の機種よりNPASでの作動調整は有利かと思います。


では各部のご説明です。





長ーいトリガーリンクバーが目につきますね。
やはりそのせいかWEらしくなく、少し粘る感じのトリガーフィーリングです。
ですがストロークが長いわけではなく、落るシアー位置も分かりやすいので違和感は全くありません。
しっかり狙ってトリガーを絞っていく人は相性が合うかもしれません。

トリガーグループはWEM4方式ですが専用BOXになっています。
ボルトキャッチなどは専用パーツです。
シアーやハンマーなどは従来通りのようですね。

グリップ当たりがスカスカで、前後に重量を配分しているのが分かるかと思います。
持ってみると考えられたバランスなのが分かると思います。







リコイルスプリングとボルトキャリアー、チャージングハンドルです。

リコイルバッファーは2本のスプリング方式になっております。
サイクルの向上に貢献しているかと思います。

ボルトキャリアーはSCARの形状にそっくりです。
まだ比較しておりませんが、ノズルも同一部品かもしれません。




重量は割と抑えめの246gです。
PDWと似た重量ですね。




HOP部の写真です。
アッパーレシーバーを逆さの状態で写しております。
HOP調整がイモネジ式です。
もうすこし簡単に調整できる方式にして欲しかったですね。



いかがでしたでしょうか?
実際に撃った感じではM14やG39のような強烈ブローバック的な感じではなく、安定作動系を狙った気がします。
しかしオープンボルトらしい鋭いブローバックは健在ですよ!
ロングインナーに抑えめなキャリアー&シリンダー容量を考えますと作動チューン向きでゲームにはいいかもしれません。

また発射音がうるさいと言われているようですが、別段そんなことはなくいつものWEらしい音です。
プルバックの特性上で耳の位置に機関部がある為と、空洞スチールレシーバーの若干の反響のせいでそう言われているのかもしれません。

設計の古い銃ながら何故かしっくり来るフォルムと見慣れたM4そっくりなサイトピクチャーで楽しめるライフルかと思います。
ただ操作系は練習しないと慣れない配置ですね。

ちなみにアイアンサイトですが、フロントポストが極薄のポストで個人的に絶賛できるサイトピクチャーです。
しっかり狙いたくなるサイトピクチャーですよ!

今回少し王道路線を外したようで多種にGBBファンが増えてくれるといいですね!
イギリス軍好きも、変わり種好きも、全く興味ない方もぜひ一度お手にしてみてください!
大変面白いライフルです!

MCでした。




  


Posted by MAC  at 21:58Comments(7)製品紹介

2011年04月01日

GHK AKM のファーストインプレッションです。

皆様ご無沙汰いたしております。

大変申し訳ありませんでした!
ご紹介したい製品は山ほどあったのですが、業務に追われ忙しく更新がおろそかになってしまいました。
アクセスカウンターを見ながら心が痛い今日この頃でした…

それでは今回ご紹介するのがGHKの2011久しぶりの新製品 AKM GBBライフルになります。
今回のフォトサンプルは通常版になります。



外観はほとんどすべてがスチール製のボディになっております。(アウターバレルのみアルミのようです)
合板フォアエンド、合板ストック、プラ製グリップこれらすべて大変美しい一品です!
もちろん電動ガンには無い、薄い実銃サイズのグリップです。
外せない特徴のバナナマガジンもいい出来栄えです!

外観は素晴らしい再現性かと思います。
その訳は…




ボディ供給はLCTになります。
やはりGHKにはボディ制作の力が少ないのが惜しまれるところかもしれませんが、
今回の供給先のチョイスは良いんではないでしょうか!
前回のD-BOYボディのAKS-74Uとは別格の存在感が出ております!

これを考えますとコンプリートGBBライフルとしてはお安いです!
LCTボディ単体の金額と変わらない値段になっております。

では通常分解の写真をご覧ください。




トップカバーを外すとリコイルガイド、プラバッファー、ボルトキャリアーが分解できます。
皆様が御存知の通りの分解手順です。



ボルトキャリアー部の写真はこちらです。




今回のAKMよりリアル形状のボルトキャリアーになっております。
リコイルガイドも実銃形状のワイヤーガイドにスプリングを通したものです。

ボルトキャリアー素材は亜鉛ダイキャストです。先端ピストン部はアルミになります。
ローディングノズルはGHKお得意のダブルOリングです。
ガイド替わりのタイトOリングと、ガス圧で膨らむルーズOリングの組み合わせで気密や動作も良く134Aフロンでもしっかりした動きです。




重量は269gで作動とリコイルのバランスの良い重量かと思います。
AK特有の形状ゆえ作動抵抗は多いほうかと思いますが動作に影響の出る事はありません。



つづいてマガジンの写真です。




今回やっと登場したAKらしいバナナマガジンです。
スチールプレスのマガジンでガスタンク内蔵型です。
やはりマガジンの温めには金属外装は楽でいいですね。

持った感じはガッチリとした強度ある外装で、重量感がよりリアルな雰囲気を感じさせてくれます。
重量は636gになります。
フルロードされた実銃マガジンは600g弱らしいのでほぼ同じ程度の重量かと思います。




ガスの注入口はここになります。
刺さってしまうと全く見えません。
外部化するには別にコネクティグプラグを加工する必要があります。

吐出バルブ上にある突起が今回目玉のエンプティストップのレバーになります。
ちなみにこれ自身が空打ちモードのスイッチになっております。
ペンチで軽くつまみ、引っ張ってやるとエンプティーストップをキャンセルできます。
プラ製のレバーなので折らないように気をつける必要があります。

ご覧のとおりマガジンリップがAKS-74Uとは違いますので互換性はありません。






HOP調整はここになります。
白いガイドラインが入っており分かりやすいと思います。
すこし固めなのでトップカバーを外してじゃないと手ではやりづらいかもしれません。

まだ分解はしておりませんが
、AKS、PDWと続きAEGバレルにAEGパッキンかと思います。
PDW同様に高集弾は期待できるはずです!



では内部のトリガーグループの写真です。



分かりづらいかもしれませんが、基本的には前回のAKSと同じです。
主要パーツは亜鉛ダイキャストになります。
しかしながら作動音は「チン」といった気持ちいい金属音です。

エンプティーストップレバーの動作をご説明いたします。
簡単に言うとBB弾が空になると、レバーが起き上がりハンマーが倒れないようにつっかえ棒になります。
ですのでトリガーを引いてもスカスカと何も起こらなくなります。

ここで頭に入れておいて欲しいことがあります。
ハンマーがコックされた状態でつっかえ棒が押さえていますが、マガジン交換だけでは次弾が発射出来ません。
ハンマースプリングのテンションによりエンプティーレバーが保持されているので、一度エンプティーレバーを解除するためにハンマーに上からテンションをかけてあげる必要があります。

ですのでマガジン交換後に一度コッキングすることにより次弾の装填&エンプティーレバー解除となるわけです。
以上のトリガーアクションにより単純ながらリアルな発射の手順になります。


今回のギミックですが何丁か動作テストをしましたが、全体的にうまく作動したり、しなかったりといった感じでした。
新品でご購入された方はパーツに当たりがつくまで、もしくは擦り合わせによる調整が必要な個体があるかもしれないことも頭に入れておいてください。
当方的にはオイル漬けにして動かしているうちに良い当たりが出る程度の感じと見受けました。

GHKらしく134Aでも素晴らしいリコイルとサイクルで動作してくれます。
ちなみに134Aでの作動は1Jを超えないとのことですのでNPASは必要ないかもしれません。
というよりGHK用NPASはまだありませんね。
また時間があるとき動画の方もUPしたいと思います。

WEもAKSをアナウンスしておりますが、間違いなく外観の質感はGHKのほうが上になるのではないでしょうか?!
なによりリアルなAK GBBが欲しいと思っている方にはこれ以上の製品は無いかと思います!

ちなみにGHK AKMの世界限定50丁実銃ストック、実銃フォアエンド、実銃グリップ仕様の物も数丁のみ確保いたしました。
台湾本国でも予約販売でいっぱいだったらしいので、日本に出回るのは本当に数少ないかと思います。
ちなみにロットの若い順番に綺麗めの実銃パーツを組み込むらしいです。
当方にくるのがどの程度のものか予測できません。

ご予約の方もいらっしゃいますので出品できるのは1丁のみになるかと思います。
再入荷は現段階では不可能なので、ぜひご検討いただければと思います。

ご覧いただきありがとうございました!
MCでした。



  


Posted by MAC  at 23:54Comments(11)製品紹介

2010年11月08日

WE製 G39C(G36C)GBBのご紹介です。

ご覧いただきありがとうございます。
今回は今月発売の新商品、WE製G39C(G36C)ガスブローバックライフルのご紹介です。


全体写真はこちらになります。


日本ではおなじみのG36Cですね。
WEはパテントの関係上G39Cとネーミングしております。

実銃はドイツ製でG3をベースに作られた銃で、カービンライフルの中ではかなり高額な銃になります。
基本性能も高く、銃全体が強化ファイバーポリマーで構築されており、過酷な環境にも問題なく使える信頼性の優れた銃です。
5.56mmNATO弾を使用する半透明マガジンが特徴で、実銃ならSTANAG マガジン(M4,M16マガジン)も使える仕様になっているらしいです。(WE製は専用マガジンのみ対応しております。)

ではWE G39Cの外観特徴ですが
ハンドガード、キャリングハンドル、上下レシーバー、ストック、これらすべてがポリマー製です。
実銃と同じ素材かまではわかりませんが、柔軟性がありしっかりした肉厚もあります。
落としたぐらいでは壊れなさそうな頑丈なボディーになっております。
力を入れてネジっても歪みもなく、ギシギシ鳴るようなこともありません。

ハイダー、ガスブロック、フロント三点レール、アウターバレル、これらがアルミ製です。
外観上でスチール製のものはフレームピンぐらいです。

イメージでは軽い銃かと思いますがポリマーフレームが意外に重量を持っており、バランスの良い中央重心です。
全体にスングリムックリな形状のようですが、さすがH&Kらしい誰でも違和感なく構えることのできる形状です。
サイトピクチャーがH&K独特の形状ですが、慣れていない私でも意外と狙いやすい感じでした。




刻印部のアップ写真です。
G39Cとなっております。
刻印入りのアルミのプレートが貼り付けられております。

カスタム用にG36Cリアル刻印アルミプレートも別売しております。
当方も後日入荷予定です。

ちなみにトリガー前にあるスィッチがボルトリリースボタンです。
正直これは使いにくいボタンでした…
装弾されたマガジンを挿せばチャージングハンドルでもリリースできます。





ハンドガードを外した状態のフロント部です。
ダミーながらガスピストンも再現されております。

アウタバレル基部のバレルナットを外すとアウターバレルが分解でき、インナーバレル部は後ろ側に抜くことが出来ます。






HOPの調整はここになります。
チャージングハンドルを引くとダイヤルが見えてきます。
なんとか指でも調整は可能です。

HOP形状はマルイガスブロ互換で優秀な集弾性です。






こちらがマガジンになります。
装弾数は32発になります。
プラボディー製なので温めにくいかと思っていたのですが、ネジ1本でタンクを取り出せるのでむしろ温めやすいかもしれません。
ある意味温めやすく、冷めにくいマガジンなのかも?!



では内部の写真をご覧ください。


トリガーグループです。
G39Cはボルトストップレバーとセレクターが専用設計のためトリガーボックスも専用設計になりました。
しかしながら、ハンマー、シアー、ノッカー、ノッカーロックなどは従来と互換性がありRATECH製スチールパーツも対応しております
トリガーフィーリングは今までのWEその物です。
セレクターはカタつきのない、しっかりした操作感です。





ボルトキャリアーとリコイルスプリングになります。
ボルトキャッチによる摩耗を防ぐ超硬チップが埋め込まれております。

そして今回の目玉でもある部分ですが、WEM14相当の大容量シリンダーになります。
273gと平均的な重量ながら、強烈なリコイルを生み出します。
表現するなら「ズシン ズシン」とした肩に来るリコイル感です。
ポリマーボディーということもあって金属音は少なめですが、けっして静かな発射音ではありません。

やはりオープンボルト形式になってからボルトキャリアーの抵抗のない滑らか動きが、燃費の良さとサイクルの向上に素晴らしい貢献をしております。

ちなみにNPASの組み込みですが現在発売中のWE用NPASが対応しております。
しかしながらM14同様に加工が必要になります。



134Aフロンでの作動テストとフィールドストリッピングの動画を取りましたので御覧ください。


いかがでしたでしょうか?
今回のG39Cの出来栄えは素晴らしいのですが、なによりのウリが価格の手頃さだと思います。
これほどまでに高性能のGBBライフルがお安く手にできるのは、さすがWEかと思います。
GHKもG36Kをアナウンスしておりますが、価格で対抗できるのでしょうかね…?

ぜひ皆様も、こちらのG39Cを使ってみてください!
当方の一次入荷分はあっという間に完売してしまいました。
近日RATECHカスタムバージョンも入荷予定なので、ぜひご検討ください。

MCでした。




  


Posted by MAC  at 23:31Comments(0)製品紹介